街の灯(1931)のレビュー・感想・評価
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高校生以来! こんな話だったっけ! うっとりするようなお話だった記...
高校生以来!
こんな話だったっけ!
うっとりするようなお話だった記憶しかなかったけれど、今回、詳細を思い出した。
富豪の人とか全く忘れていた(笑)
泣きっ面に蜂な事と笑いは紙一重だなということを感じた作品でした。
泣いた赤鬼を思い出すようなところもあるし…
最初は家賃だけかと思ってたけど、そうじゃなかった!ところから目頭がじんわり…
出会いのシーン、3分、368日が費やされていることを知って、やはり良いものは魂削って作られるんだなということも感じました。
笑えて、感動できた
始めてサイレント映画を観た
少ない字幕だけだったのにとてもいろんなことが感じられました。
いろんなところで笑えましたが、やっぱりボクシングのシーンは最高でした!
ラストシーンも良かったです。
あの人だと分かる時の感じがとても良かった!
それだけその人の印象が大きかったんだなと思いました。
すばらしい!!
この作品に出会えて良かったです。
こんなに笑って感動した作品は今まで無かったと思います。
ボクシングのシーンは爆笑でしたw
BGMと少しの字幕だけですが、伝わってくるものはすごく多い。
チャップリンは本当に凄い...
映画館に溢れる笑いと涙とスタンディングオベーション!
2024年4月末、博多の中洲大洋映画劇場が78年間の歴史に幕を閉じました。
最終日の公演はチャップリン名作4本立て
その中の一本が「街の灯」
満員の観客は青春時代をこの映画館で過ごした人々ばかりなので、あのラストシーンのカタルシスをご存知。
笑いに包まれていた館内がラストが近づくとにつれ
あのラストシーンを思い出し、あちこちから啜り泣く声が聞こえる。
そして迎えた映画史上最も美しい“あのラストシーン“
びしょ濡れのハンカチ持って万雷の拍手喝采!
福岡の映画ファンが一つになった貴重な体験を味わいました。
ありがとうチャーリー♪ありがとう大洋映画劇場♪
チャップリン、大好き
ラストシーンがとっても有名なこの作品ですが、私がいちばん好きだったのは、なんといっても拳闘シーンでしたね! あの絶妙の間合い、そしてよく見てみると、あれって結構長回しのワンショットの連続で撮られていて、その巧妙さに驚きとともに感嘆の声をあげてしまいました。
もちろん、ラストシーンも素敵ですが、ラストシーンだけで言えば、私的には『モダン・タイムス』や『ライムライト』とかの方が好きでしたかね。どちらかと言えば、楽しさメインのチャップリン作品と感じました。
真心の伝わる作品
総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 80
演出: 75
ビジュアル: 60
音楽: 70
浮浪者のチャップリンが登場する喜劇で、初期のとても彼らしい作品。だいたいこのころの彼はどの作品でも同じ服装で同じような動きなのだが、それでも演じる役柄がそれぞれに微妙に違うので、同じチャップリンでも見ていて思い入れも好感度も違う。
今回の彼はボクシングでいつものように面白い動きをしながら、それでも真心をこめて彼の出来る精一杯で好きな女性に尽くし、それなのに最後にみすぼらしい自分を顧みていじらしい行動をとる。そんな彼を可愛いと思うし応援したくなるし、苦労が報われ希望の見える結末を見て安堵して彼の幸せを願いたくなる。そういう気分にさせてくれる作品だった。これと正反対の彼の前作「サーカス」のほうが自分はより好きなのだが、本作の結末も彼の今までとこれからにたいする余韻を残して良かった。
「笑いと涙」の最高傑作
チャップリンの「街の灯」は、「笑いと涙」の代表作の一つだ。私にとっては、チャップリンをすごい人と認識させてくれた因縁の映画だった。私は時々、NHKテレビで放映していたチャップリンの映画を断片的に観ていたが、単なるドタバタ喜劇に思えて入り込めなかった。高校時代であろうか、たまたま、池袋の文芸座でリバイバル上映された「街の灯」を見ていて、チャップリンの人間観察の深さと解釈に深く感心し、それから、チャップリン関係の本も読むようになった。
チャップリンの「街の灯」の中のお気に入り場面も数多くある。 思い出すだけでも、盲目の娘に水をかけられるチャップリン、高級車に乗っての捨てタバコ拾い(私も小学校入学前後に酒好きの父親に頼まれてモク拾いを何回かしたことがあった)、ボクシングファイト前のおまじない儀式、そしてボクシングシーンなど面白くて楽しい名場面がたくさんある。そして、最後の有名なチャップリンと視力の回復した少女との再会(と別れ???)のシーンに至る。 二人の会話の内容は想像するしかない。このあたりになると、思い出すだけでも涙が出そうになる。 世界的古典映画の名作の一つと評価したい。
心の灯
昔の映画に興味があったので、観てみました。
この時代の映画を何作か観たのですが、この頃の映画は
サイレントと言う、まだ映像と音声が今のように同時に
進むのではなく、映像の途中で字幕が入ったり
音が無かったりしたんですね。
それはそれで新鮮で面白いものです。
街の灯は、何作か観たこの時代の映画の中で
一番好きな映画です。
好きになった人の為に、一生懸命頑張った主人公が
中々報われず、疑いを掛けられ、どん底の所で
最後の最後に希望の灯が灯る。
あっけなく終わり、余韻を残す感のエンディングは沢山ありますが
この映画は映像が終わった後、私の心にも小さな灯が灯った
気がした作品でした。
大笑いや感動の涙ではなく、ほんの少し頬がほころび微笑む。
そんな感じのエンディングでした。
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