「【”喧嘩する程仲が良い。”今作は、ルイジアナ州の小さな町に住む6人の女性達の絆を描いた泣き笑いヒューマンドラマである。物凄い豪華女優陣達の可笑しくて涙する演技合戦が魅力でもあります。】」マグノリアの花たち NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”喧嘩する程仲が良い。”今作は、ルイジアナ州の小さな町に住む6人の女性達の絆を描いた泣き笑いヒューマンドラマである。物凄い豪華女優陣達の可笑しくて涙する演技合戦が魅力でもあります。】
<Caution!内容に触れています。>
■豪華女優陣
・サリー・フィールド、ドリー・パートン、シャーリー・マクレーン、ダリル・ハンナ、オリンピア・デュカキス、ジュリア・ロバーツ 凄いなあ、良くキャスティングしたなあ。
年齢的に映画館で拝見したのは、ジュリア・ロバーツと、今作で口が悪いが、実は寂しがり屋のウィーザを見事に演じたシャーリー・マクレーンが、気難しいお婆さんを演じた作品位である、が流石に配信では一度は拝見している方ばかりである。
■アメリカ、ルイジアナ州の小さな町チンカピン。トルービィ(ドリー・パートン)の美容院は町の女性たちの社交場になっている。ある日、しっかり者で皆のリーダー的存在のマリン(サリー・フィールド)の娘・シェルビー(ジュリア・ロバーツ)が、結婚式を前に美容院へとやってきた。
だが突然、糖尿病の発作を起こして倒れてしまう。実は彼女は弁護士のジャクソン(ディラン・マクダーモット)と結婚するので、髪を整えに来たのだった。急遽ジュースを飲ませて難を免れ、二人は目出度く結婚し可愛い子供が生まれるが、シェルビーは糖尿病による合併症で急逝してしまう。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・序盤のシェルビーの結婚式までは、非常に賑やかである。特に口が悪いウィーザを演じたシャーリー・マクレーンが出色である。ホント、上手いなあこの女優さん。
・一番若いシェルビーを演じたジュリア・ロバーツの、今とあまり変わらないがヤッパリ綺麗な姿も魅力である。この後、大女優になった事は、ご承知の通りである。
・物語も、笑いから涙するシーンまで、巧みに取り入れ、それを名女優さん達が演じるのであるから当然、沁みるし笑えるシーンではクスリと笑ってしまうのである。
特に、娘を亡くしたマリンを演じるサリー・フィールドと、シェルビーを失った哀しみを笑いに変えようとする皆の姿には、泣き笑いである。ちょっとウィーザが可哀想だが、皆ホントは仲が良い事が分かるのである。
<今作は、豪華女優陣達とサポートする男性達の姿も宜しき、ヒューマンストーリーなのである。変な捻りを入れずに、ストレートに笑いと涙を取り入れた脚本と、それに応える豪華女優陣達の演技を愉しむ作品でもあるのである。>