マイ・フレンド・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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青春時代を思い起こされる
冒頭のシーンからすると、学校でも馴染めていないと思われるエリック。そしてエイズに罹患したため、周囲の人と交流を持てないでいるデクスター。2人とも同世代の多数派とは異なるタイプのため孤独を抱えている。だからこそ周囲の人間には無い魅力があるのだろう。2人が出会うと強い友情で結ばれる理由がここにある。
ストーリーは、浮き輪で川を下ろうとするとか、少ない資金で船に同乗させてもらうところなどが、何とも少年らしい若々しさを感じさせる。それらが、太陽に照らされ輝く水面や、夏特有の香りが漂ってきそうな草木、夜に見える満天の星空などの映像美と合わさって、青春時代を思い起こされるのが良い。
終盤デクスターの母親がエリックの母親に詰め寄るシーンは、デクスターを親友として接していたエリックのことを、自分の息子のように大切にしているのが感じられたのが感動的だった。
何回でも観たい感動作
久しぶりに映画で泣いた。
最後にエリックがデクスターの靴を川に流すシーンは、これまでのデクスターとの思い出を消化してエリックは次の人生に進んでいくことを意味していると思う。
一つ気になった点で言うと、
デクスターの母親の感情の切り替えが、あまりにも簡単にできすぎているところだと思う。自分が泣いてみて思ったが、人間はそんなに簡単に心にある感情を押し殺して、顔に出さないようにすることなど出来ない。
亡くなった少年が心の中で生き続ける作品
孤立していた少年、エリックと
HIVに感染していたデクスターの2人の友情の
ストーリーでした。
2人の少年が純粋な気持ちで向き合い、
次第に打ち解ける過程が、川の流れのように
淡く描かれていました。
2人がミシシッピに向かった航海した旅は
エリックにとって、生涯忘れられない
想い出になったと思いました。
エリックの母親はHIV患者に差別的な
見方をしていたけれど
デクスターの母親が、2人が固い友情で
結ばれていたことを教えてくれました。
永遠の旅立ちを見送ったエリック。
川面に浮かんだ靴、エリックの瞳に
短い生涯を懸命に生きたデクスターが
映り込んでいるように思いました。
爆涙❗️
デクスターのお母ちゃん、息子の遊び相手大事にしてる。車の中でも感謝してた。
重病なら運命を呪うが周りが優しい。
しかし、この病気は誰も近づいて来てくれない。
デクスターがひとりぼっちで闘っているのが不憫でしかたなかったのだろう。
「今度あの子に手をあげたらあんたを殺すわよ。」
怖いエリックの母ちゃんと
デクスターの母ちゃんが二人きりになって
デクスターの母ちゃんが、
「2つ言う。」と言った言葉。
‥‥爆涙、爆涙、爆涙‥‥だった。
病室で二人ふざけてたのが伏線だった。
命で遊んじゃいけない、て心の中から呼びかけていたのに。
でも、お母ちゃん、親友と遊びながら逝ったから
人生幸せだった、と言ってた。
デクスターの靴を川に流すのは、
もっと遊べ!
もっと一緒に冒険しに行こう!
エリックの気持ちかな。
現実は逆でそれも辛い。
あんなに綺麗で可愛い二人だったのに。
大人目線で観ると
期待したものの、個人的にはダメだった…
エリックの子供とはいえ、あまりの無責任行動に全く共感や感情移入は出来ず、ラストの感動シーンが台無し…
ただ、驚きはエリック役のブラッド・レンフロは25歳で薬物中毒で急死、デクスター役はなんと『ボヘミアン・ラプソディー』でジョン・ディーコンを演じたジョゼフ・マゼロだった事だった。
デビュー前のタキツバが吹き替えを担当してると聞いてレンタルで借りて...
デビュー前のタキツバが吹き替えを担当してると聞いてレンタルで借りて観ました。
2人の少年の旅で芽生えた友情でしたが1人がHIV(エイズ)の進行で長くは生きられないのではと思いましたが、それでも生きててほしいと思ったのですが病院で突然の死で言葉に出ませんでした。
最後の葬儀のあとエイズの少年の靴を持ってどんな思いで川に流したのかが共感しました。
【”僕の臨家に越して来た少年はHIVに感染していたんだ。けれど、僕らはいつの間にか友人になり、HIVの特効薬が出来た事を知って一緒に特効薬を求めてニューオーリンズへ旅に出たんだ。けれど・・。”】
■現題は、”The Cure"である。断然、邦題よりも優っている・・。
やや暴力的な母親と2人で暮らしている少年・エリックは、隣家に越してきたHIVに感染している少年・デクスターと仲良くなる。
ある日、2人はエイズ治療薬の開発のニュースを知る。
エリックはデクスターを誘い、自家製のイカダでミシシッピー川を下る旅に出発するが…。
◆感想
・悲劇的な結末ではあるが、それまで孤独感を抱えつつ生きていた少年エリックと、デクスターの旅を続ける中での深まっていく交流と、友情の深まりが心に響くヒューマンドラマである。
・取分け、旅の中で病に倒れたデクスターが”死んだふり”をして病院関係者を驚かすシーンの後に、いつものようにエリックが、驚かせようと医者を呼びに行った際に,デクスターが息を引き取っていたシーンと、デクスターの母親が気丈に振舞いつつも、エリックを連れて家に帰る途中の車中のシーンは、印象的である。
・原題通り、デクスターは身体は斃れても、彼の心は、エリックや自分の母の心を救済したのである。あの、天真爛漫な笑顔と共に・・。
<一番驚いたのは、エリックを演じたブラッド・レンフロが将来を期待されつつ、僅か25歳でオーヴァー・ドーズにより早逝していた事実を知ったことである。
この作品に出演した事で、命の大切さを学んでいた筈なのに・・。
リヴァーフェニックスの速すぎる死を思い出してしまった。
当時の、アメリカは映画界はドラッグが蔓延していたのだろうか・・。
今作でのエリックの演技が印象的だった事もあり、非常に残念である。
<だが、今作は人間の命の大切さを見事に描いた作品であった事は、記載しておきたい。>
永遠のマイベスト
当時観て泣いたの泣かなかったのって…号泣。
で、最近急激にまた観たくなった。
誰に聞かれても、この作品をベストムービーに挙げるほど感動したはずなのに、出てる俳優さん達については知ろうとしなかった。
いつの間にか、レンフロは亡くなっていた(残念…)し、ボヘミアン・ラプソディを観た時も、あのデクスターがマゼロだったとは!
よく見ると、色白で目元も面影はたっぷりだったが。
大人っぽいレンフロの後ろからひょっこり顔を出す色白童顔デクスターがなんとも可愛いのである。
数十年ぶりに観賞。
最近こういう作品は減ってるなぁ、と。
髪型とか服装とか古さは感じるが、雰囲気がなんだかいい。
クラスの不良グループも割と素直で、根っからの悪じゃない。
デクスターもエリックも自分ちの庭で子どもらしい遊び。泥遊び、火遊び?(笑)
今はこんな遊びもなかなか出来ないかもしれない。
凸凹コンビはマイフレンド・マイメモリーと同じなんだけど、性格は全く違う。
子どもと少年が混ざり合う年頃のエリック。
デクスターの病気を気遣いながらも、過保護になりがちな扱いとは真逆で乱暴なところもあり、見てる方はハラハラさせられっぱなし。
ショッピングカートで坂道を爆走するシーン、デクスターママが見たら卒倒するわ。
お菓子を山ほど買い込んで(人のお金で)、実験の比較と称して自分も食べるエリック。なかなかの知能犯。猫が可愛い。パフェに目を輝かせるエリック、相当な甘党らしい。
1日でも長く生きて一緒にいたかったはずのママ。
親友とはいえ無謀な冒険に連れ出され、挙句危険な目にも遭わされる。
しかしエリックを一言も責めることはなかったデクスターママ。
病室でも悪ガキは健在。
隙あらばオオカミ少年ごっこばかりで、周囲は呆れている。
そして突然訪れる別れ。
号泣するのは当然だが、それだけではないところがいい。
毒親に2つ約束させるシーンは泣けた。
25セントにもまた泣けた。
当時AIDSはとにかく恐ろしい病気とされていて、AIDS=死、だった。
今だったら…「治療法」を見つけられなくてごめんなさいなんてエリックに言わせなくて済んだだろうな。
しかし、原題と邦題がここまで違うとは。
タイトルって難しいね。
思いとは真逆に自分の体はただ死へと向かっていく。 まじかで友達の死...
思いとは真逆に自分の体はただ死へと向かっていく。
まじかで友達の死に対面する。
最後にデクスターのお母さんがエリックの母親に息子の死と、虐待のことを言うシーン。
エリックはどんな感じでまた学校行くのかな?ずっとあの場所に住むのかな。
エリック役の俳優さん、ブロットレンフローがもう亡くなってるって聞いて驚いた
友情の在り方
エリックの隣に越して来た子供デクスター。
デクスターはエイズにかかっており、周りから偏見の目で見られ、
誰も近寄らない。だがエリックは自分からデクスターのもとに行き
一緒に遊び、友情を深めていく。
もうピュアな映画です。大人になって純心さをなくした人に見てもらいたいです。
エリックもデクスターも小6ぐらいで、まだまだ子供です。
デクスターの命も長くないと知り、2人でいろいろ考えます。
キャンディーの食べ合わせだったり、野草を採ってきて煮て煮汁を飲んだりして、
2人なりに考えるけど、子供の思いつくことはたかが知れている。
エイズの効く薬があると知ると2人だけで川を下って、
無理だとわかると船に乗せてもらったりと一生懸命頑張ります。
なんとけなげな。見ていてとてもハラハラします。
デクスターも無理がきて、入院してしまいます。
これだけ連れ回せば症状も悪くなると感じるけど、
2人はとても楽しそうに見えた。入院しても2人とも元気で看護師・医師達を驚かす。
エイズなんて治っちゃいそうなそんな気がしてきた。
が未だにエイズの治療法は見つかっていないのが現状、デクスターも死んでしまいます。
死ぬことはわかっていてもなんか辛い。
ラストシーンで棺のこのシーンを見てもう号泣でした。
エリックにできることはこれしかないけど、デクスターもとても喜んだと思います。
友情に感動した映画でした。
ブラッドレンフロ
リバーフェニックス繋がりでたどり着いた。
まだエイズがゲイの病気だと言われていた時代、遺伝でエイズになった子供(デクスター)と隣家の生意気な悪ガキ(エリック)の話。
子供たちがみんなピュアで可愛かった。
エリック良いお兄ちゃんだった。
最後のデクスターのお母さんがエリックのお母さんに泣きながら訴えたシーンに号泣した。
ラストは分かってた結末だけどやっぱり悲しい。
自然に泣ける映画
以前映画ヲタクの方にオススメされてて、どこのレンタルショップにも置いてなくて、最近GYAOで配信レンタルが始まったのでやっと鑑賞できた感じです。
今でも人気作品にちょくちょく出演してるジョセフ・マッゼロの子役時代の作品。
二人の子供の演技がとても自然。ゆったりとしたBGMもGOOD!
エリックはデクスターのことを親友でもあり弟として接してたのかなって思う。
デクスターママのことも実の母親のように甘えていたのかも?
デクスターの病気をどうしても治してあげたいエリックの葛藤も泣ける。
デクスターが、自分の死に対する不安を打ち明けたときに流した自然な涙に対してももらい泣き。
最後に亡くなったデクスターの靴を自分のと交換してエリックが川に流すシーンはとても切なくて、涙を誘います。
続きを考えたくなる映画
とてもいい映画。エリックいいやつ。きっとエリックはあのあともデクスターの母親のところに通うのだと思う。成長して今よりもう少し生意気になってもデクスターの母親のところには通うのだと思う。エリックは成長してガールフレンドができたこと、結婚しようと思っている相手がいること、子供ができたこともすべてをデクスターの母親に話すのだと思う。デクスターの母親はエリックの子供に「おばさん」と呼ばれて親しまれるのだと思う。そしてエリックの母親はあのあとも何も変わらないのだと思う。ある種の大人は自分の間違いに気が付かないものだから(もしくは気づいても行動は変えられない)。
それと、エリックはデクスターとの思い出は誰にも話さないのだと思う。ガールフレンドができても、嫁さんができても、子供ができても、誰にも話さないと思う。誰にも何も言われたくないことは誰にも話すべきでない。
そしていつか、デクスターの母親が亡くなった時に初めて、エリックはデクスターとの思い出を一番大切な誰かに話すのだと思う。
あと、エリック役の子役を見て、なんとなくベン・アフレックが子どものときはこんな感じだったのかな、いや違うな、ベン・アフレックはもっとごついな、って思った。
人生は出会いだね。
母親は、シングルでひとりぼっちのエリック
まだまだHIVがホモでなると思われていた時代。
隣に引越してきたHIVのデクスタ
2人は、親友になった。
僕が必ず治す方法を見つけるよって!
原題は、cureだね。
河をくだったり、本物の女をみたり
かけがえのない時を過ごした。
臭いコンバースは、要らんけどな!笑笑
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