「久しぶりに、そして初めて映画館で観て」マイ・フェア・レディ りかさんの映画レビュー(感想・評価)
久しぶりに、そして初めて映画館で観て
初めて観た時からTVでしか観ていなかったが、午前十時の映画祭のおかげで、初めて映画館で鑑賞できた。
正直違う作品かと思う程身を乗り出して観た。
大きなスクリーンで観るとはこういうことか、と目から鱗の境地。
午前十時の映画祭企画、ありがとうございます♪
この時代、貧富の差が大きくヒギンズ教授は富裕層なので差別を意識することなく自然に貧しい人々を下に見て接していたように思われた。女性差別については、オードリー扮するイライザの父も婦人参政権反対と叫んでいたシーンもあり貧富に拘らず女性を下に見ていたのだろう。
婦人参政権云々、については、西洋?はやはり進んでいる、と感じられた。
こんな中、イライザは逞しく生きている。しかし、貧しく少しでもお金が欲しい。いつのまにかヒギンズ教授の口車に乗ってしまった。
本作、何が目玉かと言えば、イライザのドレスファッションに尽きると思う。
発声練習時のハイネックブラウスにグリーンのジャンパースカート風ドレス、可愛い。
競馬場でのモノトーンリボンをアクセントにあしらった帽子とお揃いのドレス。このドレスは、ティファニーのブラックドレスと同じく映画とは関係なく女性ファッション誌に何度となく掲載されている。子供の時の雑誌の付録にもこのドレスのイラストが付いていた。
舞踏会の白いドレスとヘアスタイルは息を呑むほど美しい。どこかのお姫様そのもの。
また調度品も豪華で部屋の洗面台の洗面器とポットですら、薔薇柄の焼き物で、今なら超高級でないとお目にかかれない。
競馬場でのドレスはモノトーンに統一。色を抑えているせいか、デザインは奇抜な物が見受けられた。やはり、イライザのドレスが群を抜いている。
オードリーが歌うシーンが数回あったが、吹き替えかと思っていたらwikiには本人が歌う曲•箇所もあると記載されていた。
オードリー作品にありがち、ヒギンズ教授に恋するのが、初めて観た時から謎、今観ても謎。
(wikiを見たら実際意地悪されていたそうな。ヒギンズ教授裏表無く意地悪だった。)
もう一人のピカリング大佐は紳士だったが。
映画館では2023/4鑑賞
りかさん(^^)/
コメントできてなかったですね(^^ゞ
私もテレビでしか観ていなくて・・・
「午前十時の映画祭」で鑑賞できて良かったですね
大きなスクリーンで観る臨場感Goodですもの。
イライザのドレスシーン
どれもステキでしたね。(#^.^#)
なんの根拠もない憶測ですが、アメリカ人が作った映画という前提で。
①イギリスの支配階級への皮肉を込めたのかもしれないですね。
②16世紀、スペインの無敵艦隊をやっつけたのはエリザベス女王でお前らは権威に乗っかってるだけ(だから、母親が強いし、息子らはその庇護のもとで威張ってるだけ)
③植民地から搾取した金なんだから、労働者階級に分配しようぜ(イライザの父がその代表)
ちょっと無理がありますが🤣
こんばんは‼️
ヒギンズ教授的な人は、介護されるようになっても、介護福祉士さんはじめお世話になってる方に、高い確率で威張り散らすと思います。
ああいう風にはなりたくないなぁ。
私はものすごく期待して見た割に、物足りなく感じました。
でも、ファッションなどに興味あると、また別の観点から楽しく見ることができるのですね。
「自然に貧しい人を・・・」のところ、うまい表現ですね。納得です。
リカさん
共感、コメントありがとうございます。
劇場の大スクリーンで美しいオードリーをカラーで観れて大満足でした。
ドレスも髪型も彼女にしか似合わない、って思うほど素敵でした。細すぎるくらいスタイル抜群だし。
ぜひ劇場で彼女を堪能なさって下さい。
若くてイケメンの彼氏も居たらもっと良かったかも、ですね。
確かにおじさんばかり❗️
フレディの絡みが希薄過ぎ?
『君住む街で』は健気でいい歌なのに、それだけで終わってました😆
おじさん視点で、『俺のことも分かってくれよ〜』という甘えの構造を露わにした作品と言えなくもないかもしれません🤣
やっぱり、口パクですよね。ネットでしらべてもそう言っているのは知っていたんですが。大変に残念です。
確かにおじさんが多いですね。フレッド・アステアは踊るので、良いと思いますが、ハンフリー・ボガートは無いですよね。キャサリンなら分かりますけど。
この時期、オードリー・ヘップバーンに合う若手俳優がいなかったのだと思います。
しかし、つくづく、ハンフリー・ボガートは無いですよね。ハードボイルドが瓦解する。