「潜入捜査、暗号名は“狐狩り”」炎の大捜査線 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
潜入捜査、暗号名は“狐狩り”
キア(サモハン)は寄宿舎に入れられた息子に会うため脱獄、そしてすぐに逮捕。ハスラーのロン(ジャッキー・チェン)は八百長を断ったために恋人キキが刺されてしまい、手術代を稼ぐためにイカサマポーカーを行ったことで乱闘になり相手を刺してしまう・・・そして入獄。刺した相手は鬼影組の若頭(アンディ・ラウ)の弟であり、若頭もまた復讐のため囚人にロンを殺させようとするが失敗。自ら刑事を殴り、火焼島に入獄する。
当初のミステリー部分は一体どうなったんだ~?と、囚人達のそれぞれのしがらみが仲良くなることで解決していき、関係のない者たちが次々と殺されていく。レオン・カーフェイ、ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、アンディ・ラウそれぞれのアクションを楽しみながらも、ストーリー的には置いてけぼりを喰らってしまいました。ムショ内で最初の洗礼となるボクサーのリンとか、ヤクザの親分クイとかも仲良くなっていく。
さすがに終盤の展開は凄まじかったけど、囚人を利用するだけ利用するという黒幕の存在も明らかになるもののスッキリはしない。あー、殺されちゃうんだ~と驚くこと間違いなし。格闘シーンはあるけど、銃撃メインでカンフー映画じゃない。カンフースター勢揃いという点だけが見どころ。
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