炎の少女ローラ

劇場公開日:

解説

孤独、早熟、暗い激情。愛に飢え、自らを苛む美少女の生と死を綴る女流作家スザンヌ・ジャコブのベストセラー小説の映画化。

1989年製作/カナダ
原題または英題:Laura Laur
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:1990年3月3日

ストーリー

不幸な生い立ちを持つ少女・ローラ(ポーラ・ド・バスコンセロス)は、実父との不和、おくての兄(アンドレ・ラコスト)への挑発、写真家パスカル(エリック・カバナ)との同棲と愛児の死を経て、中年建築家ジル(ドミンク・ブリアン)と出会い、ふたりは恋に落ちる。しかし、ローラはやがてジルの前から失踪してしまった。偶然、ローラの兄と晩餐を共にしたジルは、その兄の家でローラと何年ぶりかで再会する。チラリと見た彼女の姿は、華美で疲労からくる澱も溜まっていた。そしてジルがその夜ローラの部屋に忍び込むと、既にローラは自殺した後だった。

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