劇場公開日 1992年12月5日

ボディガード(1992)のレビュー・感想・評価

全64件中、61~64件目を表示

1.5サスペンスに欠ける

2015年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

興奮

92年に大ヒットしたラブロマンス。
脚本のローレンス・カスダンの名前に覚えが。「スターウォーズ 帝国の逆襲」も書いている。
ケヴィン・コスナーとホイットニー・ヒューストンの共演だが、誰もがヒューストンの演技力に不安を抱いたはず。しかし、その魅力的な笑顔と熱演により、大方の観客は満足したであろう。
二人がお忍びで映画館へ行く。上映作品は黒澤明の「用心棒」というのが笑わせる。ボディーガードというタイトルの作品を制作する際に、この昔の日本映画が念頭にあったことを率直に告げているところが面白い。
こちらハリウッドの用心棒は、武骨な三船敏郎のキャラクターとは異なり、ちょっと惚れっぽくて神経質である。元シークレットサービスの切れ者という割には、あまりに簡単に仕事の依頼主と寝てしまうのだ。おそらく、二人がベッドに入るタイミングには多くの検討があっただろう。オスカーを獲った後でも良かったはずだし、姉の死の後なんか個人的には最もいいと思うのだが。
ともかくも、主人公の二人が寝ることを前半に持ってくることで、二人の間の葛藤がチープな痴話喧嘩にしか見えなくなってしまった。おそらく、サスペンスよりも甘ったるいロマンスを優先した結果なのだろう。
そのために、ヒューストンの命を狙う側の心理についての言及も不足し、得体の知れない恐怖の中で寄り添う二人というラブロマンスの域を出ない。姉とその依頼先の暗殺者の行動の動機について、もっと言及すれば「帝国の逆襲」に劣らぬ、ロマンスとサスペンス溢れる娯楽大作だったのに。

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佐分 利信

2.0ラブロマンス

2015年3月15日
iPhoneアプリから投稿

理性でなく感情で観るべきラブロマンスだと思う。ケビンコスナーの色気や不器用な感じが魅力的に思えるはずなので、ロマンスが好きな人には合う映画かもしれない。ただし、ストーリーに合理性が欠けていることと、演技の不自然さを気にするべきではない映画に感じた。
ホイットニーヒューストンの歌唱力はさすがだったが、この映画で初めてあの曲を真剣に聞いてから歌詞の内容を知った。

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Tommy

0.5ホイットニーの功罪

2014年1月22日
iPhoneアプリから投稿

単純

ディーバとしてのホイットニーは最高!
アクトレスとしてのホイットニーは最低!
最後まで感情移入できずに終わってしまいました。
残念⤵︎

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映爺

3.0ちょっと陳腐かな

2013年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、CS/BS/ケーブル

興奮

総合:60点
ストーリー: 50
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 75
音楽: 75

 物語はあまりにベタベタで陳腐。ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンという当時の旬の二人を、全てに豪華な雰囲気でさらにかっこよく売り出そうとするプロモーション・ビデオのようなものにも近い。この二人のファンにとっては必見の映画だろう。たいした内容の作品だとは思わないが、ホイットニーの歌唱力だけがやけに印象に残った。

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Cape God
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