「未だに納得いかない二人がくっつく必然性」ボディガード(1992) うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
未だに納得いかない二人がくっつく必然性
ホイットニーのテーマソングだけがひとり歩きして、当時、一世を風靡しましたが、私にはどうしても納得いかないことがあります。
それは、依頼人であるホイットニーと、シークレットサービスのケビン・コスナーが、安直に愛し合う設定…
例えば、その愛が障害となって、彼女を守る大きな弱点となるとかなら、まだ理解もできますが、ただ、映画に花を添えて、より映画に感情移入できるように恋愛の要素を加えたのならば、ただリアリティを損なうだけのダメな演出で、プロデューサーあたりが、無理やり脚本家にストーリーを改変させたような力業を感じてしまいます。
人気歌手と、人気俳優が共演を果たしたところで、いい映画になるはずはなかった。
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