劇場公開日 1988年12月17日

「王子様が一般人の振りをして生活するとどうなるのか、ユーモア満載でリアルに描いた作品です。」星の王子ニューヨークへ行く 向山雄治さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0王子様が一般人の振りをして生活するとどうなるのか、ユーモア満載でリアルに描いた作品です。

2022年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、VOD

すべてを手に入れている王子様が、自分の結婚相手を探すためだけに、地位やお金のすべてを横において、一人の人間として生きていくというストーリーです。

誠実で真っすぐで、人間味のある王子(エディ・マーフィ)と、その真逆な立ち位置の付き人の二人組がユーモラスに描かれていて、楽しい中にも学びがたくさんあるので、見応えがあります。

人によって与えられた人生ではなく、自力で掴み取る人生の価値を感じさせるとともに、ラストは、「そりゃ、やっぱりそうなるよねー!」と期待通りの展開に満足する作品です。

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向山雄治