ボーイズ・オン・ザ・サイド
劇場公開日:1995年9月2日
解説
ドロップ・アウトした女性3人組が旅を続けるうちに女ならではの友情に目覚めていく姿を描いたロード・ムービー。監督は「マグノリアの花たち」のハーバート・ロス、製作はアーノン・ミルチャン、スティーヴン・ルーサー、ハーバート・ロス、エグゼクティヴ・プロデューサーはドン・ルースとパトリシア・カーラン、脚本はドン・ルース、撮影はドナルド・ソーリン、音楽はデイヴィッド・ニューマン、編集はマイケル・R・ミラー、美術は「007」シリーズなどで知られる名匠ケン・アダム、衣装はグロリア・グレシャムがそれぞれ担当。主演は「コリーナ、コリーナ」のウーピー・ゴールドバーグ、「バッド・ガールズ」のドリュー・バリモア、「ブロードウェイと銃弾」のメアリー・ルイーズ・パーカー。共演は「ディック・トレイシー」のエステル・パーソンズほか。
1995年製作/アメリカ
原題または英題:Boys on the Side
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1995年9月2日
ストーリー
勤めていたクラブをクビになった歌手、ジェーン(ウーピー・ゴールドバーグ)はロスアンゼルスに新たな生活を求めて旅に出る。一方、ニューヨークで不動産の仲買人をしていたロビン(メアリー・ルイーズ・パーカー)も自分の生活に嫌気が差し、同乗者を募ってサンディエゴに旅立とうとしていた。そこに応募して来たのはジェーンであり、2人はともにサンディエゴに向かう。途上でジェーンは友人のホリー(ドリュー・バリモア)を訪ねるが、ホリーも同棲中の恋人ニックと険悪な中になり、訪れたジェーンたちとともに出て行くことを決めた。3人は旅を続けて行くうちにお互いの秘密を知るようになる。ジェーンはレズビアンで、恋人に振られたばかりであり、ロビンはHIVの感染者だった。ホリーは妊娠2カ月の身だった。そんな中、ホリーの恋人が死んだという知らせがあり、またロビンがその道中で倒れてしまう。ホリーは殺人の嫌疑にかけられ、警察から追われるはめになる。入院していたロビンがいったん退院した後、3人はホリーとジェーンの知り合いのいるバーに着く。そこへ警官がやって来くるが、彼はホリーのもう1人の恋人(ジェームズ・レマー)だった。ジェーンはロビンを慰めるため、ロビンに恋している男に働きかけるが、かえってそのためにロビンとジェーンは衝突する。ホリーも恋人の警官に連れられ、裁判所へ向かった。裁判の末、ホリーは半年後に仮釈放程度の刑を受けるに及んだが、恋人は彼女を待つことを誓う。ロビンの容体は悪化し再び入院することになる。ロビンは病床でジェーンに、10歳のころ、自分も1人の女性を愛していた事を告白する。やがてホリーの子供も生まれ、パーティが開かれる。ジェーンたちはロビンの好きなカーペンターズの歌を歌い、車椅子でロビンがそれを聞いていた。ホリーとそこを出発する日、ジェーンは車椅子を見つめながらパーティーで歌った歌を思い出していた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ハーバート・ロス
- 脚本
- ドン・ルース
- 製作総指揮
- ドン・ルース
- パトリシア・カーラン
- 製作
- ハーバート・ロス
- アーノン・ミルチャン
- スティーブン・ルーサー
- 撮影
- ドナルド・ソーリン
- 美術
- ケン・アダム
- 音楽
- デビッド・ニューマン
- 編集
- マイケル・R・ミラー
- 衣装デザイン
- グロリア・グレシャム
- 字幕
- 石田泰子