放浪紳士 チャーリー
劇場公開日:1977年12月17日
解説
映画を見せ物から芸術にまで高めた男、チャーリー・チャップリンの88年の歴史を彼の映画とプライベート・フィルムを折りまぜて綴っていく。製作はバート・シュナイダー、監督・脚本はリチャード・パターソン、音楽はチャーリー・チャップリンが各々担当。ピーター・ボグダノビッチが協力し、ウォルター・マッソー、ローレンス・オリヴィエ、ジャック・レモンの3人がナレーターをつとめている。
1975年製作/78分/アメリカ
原題または英題:The Gentleman Tramp
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1977年12月17日
ストーリー
チャップリンは1889年ロンドンに生まれ、貧しい幼年期をすごし、軽演劇のカルノー一座を経て、彼の21歳の時、アメリカに渡り、ハリウッド映画に出演する。その後、29歳にして自らの専門撮影所を作り、映画を作り続ける。そしてリタ・グレイとの恋、母の死、と不況の世界の中に、チャップリンは笑いと悲しみを創り続ける。ポーレット・ゴダードとの結婚、共産主義者、ウーナ・オニールとの結婚、そしてアメリカでの最後の映画「ライムライト」。彼はアメリカを追い出され、スイスに永住の地を見い出す。ウーナとの間の8人の子供、幸福な日々。そして、1972年、アカデミー賞特別賞受賞。満場の拍手。チャップリンは世界に『愛』と『幸福』を映画を通じて語りかけてきた--。
スタッフ・キャスト
- 監督
- リチャード・パターソン
- 脚本
- リチャード・パターソン
- 製作
- バート・シュナイダー
- 音楽
- チャールズ・チャップリン
- 字幕
- 岡枝慎二
- 協力
- ピーター・ボグダノビッチ
- ナレーション
- ウォルター・マッソー
- ローレンス・オリビエ
- ジャック・レモン