暴走特急のレビュー・感想・評価
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【”最強の料理人、再び降誕!”スティーブン・セガールのマーシャルアーツが列車乗っ取り極悪犯達に炸裂してます。ポップコーンを食べながら観るアクション映画としては、完成度が高いと思ったな。】
■ロッキー山脈を走るグランド・コンチネンタルが、元CIAの狂った天才ハイテク技術者・トラヴィス・デイン(エリック・ボゴシアン)率いる武装テロ集団によってジャックされた。
デインは乗車していたデインが開発した衛星兵器”グレイザー1”のアクセスコードを知るCIA職員男女がイチャイチャしていたところを捉え、コードをアッサリ吐かせて始末し、CIAに威力を見せるために、中国の施設を攻撃する。
だが、列車には、死んだ兄の姪と旅行する元秘密戦闘員で最強の料理人、ケイシー・ライバック(スティーブン・セガール)の姿があった。
◆感想<Caution!内容に触れている・・かな?>
・今作は、1996年公開とあるから、ミッション・イン・ポッシブルの第一作が公開された年と同じである。
そうなると、どーしても、ケイシー・ライバックとイーサン・ハントはどちらが強いのか!という事を考えてしまうのだが、ヤッパリ肉弾戦では、ケイシー・ライバックだろうな。銃で撃たれても平気だし(”貫通したから、大丈夫!”などと、言っている。)、マーシャルアーツの締め技、関節技は完璧で、スティーブン・セガールは監督から”本気でやっちゃ駄目ですよ!”と言われていたそうである。
・だが、頭脳はどう考えても、イーサン・ハントだよなあ。(ごめんね、スティーブン・セガール。)けれども、チームで戦うイーサン・ハントと、単独でバッシン・バッシン相手を斃すケイシー・ライバックの戦いは観てみたいなあ。
勿論、舞台は列車内でね!
■今作は、結構本格的な設定になっており、ナカナカなアクション映画になっている。若干トラヴィス・デインが、天才技術者と言う割には頭が悪そうだったり、仲間である極悪男のペン(エヴェレット・マッギル)との連携が取れていないので、ヤッパリ、イーサン・ハントの勝ちだろうな。
<いやあ、今作、ナカナカでありました。ポップコーンを食べながら観るには最適の、ポップコーンアクション映画としては、完成度が高いと思ったな。
映画館では、ポップコーンを食べた事がないNOBUでした。じゃーね!>
沈黙の暗域
ケイシー・ライバック・シリーズ第2作。
Amazon Prime Videoで久しぶりの鑑賞(吹替)。
スペースシャトルの打ち上げシーンで幕が上がり、壮大なスケールの物語が始まりそうな予感に心震えたが、試運転で衛星カメラをズームさせた先にはトップレスで横たわる女性が…
高解像度で映されるたわわな果実を目にして「これならいける」と呟く将軍。とんだアホ映画の始まりであった(笑)。
無敵の鉄拳コック、ケイシー・ライバックが大陸横断特急をジャックしたテロリストたちを相手に大暴れ。お馴染みのセガール拳でバッタバッタと敵を薙ぎ倒していく様はかなり痛快だが、あまりにも無敵過ぎて全然ピンチに陥らないのがつまらない。姪を人質に取られても焦ったりしないし、特急がオイル満載の貨物列車と正面衝突して大爆発する中、脱出口目指して走っても朝の日課のジョギングのようで緊迫感が欠片も無い。主人公が無敵過ぎるのも良くないと云う好例だなと感じた。
京都ロキシー他で観賞
スティーヴン・セガール映画史上の最高傑作。劇場で4度観賞した。
シンプルなプロットの中に、様々な種類のアクションを盛り込み、名匠ベイジル・ポールドゥリスのスコアも相まって最高級の興奮を導き出した。
特に首魁ペンとの一騎討ち前はいつ見てもシビれる。編集も完璧だ。
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