「こんな学芸会見たいなお芝居は日本でも見れない」望郷(1982) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな学芸会見たいなお芝居は日本でも見れない
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1995年7月11日にベトナムとアメリカは国交樹立をする。
従って、イギリス、アメリカによる反共プロパガンダ映画になってしまっている。
映画の初頭にベトナム共和国の旗がちらっと見える。それがサブリミナル効果になっている。
中国とベトナムは1974年にも領土でいざこざをお越していて、ベトナム国内でわが物顔振る舞う事は出来なかった。
日本人カメラマンと言う設定は日本がベトナムと国交樹立したのが、1973年だからだろう。
しかし、カンボジア内戦が起こっていて、ポル・ポト政権とベトナムの対立から、ベトナム政権に対して日本政府はアメリカ路線でいた。従って、ベトナム政府当局の愚行を、露骨にタブロイド的なお話にしたメロドラマと言える。ほぼ、出鱈目なフィクションであろう。こうやって、ベトナムをディスりながら、今更、ポル・ポトを独裁と言う。当時、カンボジアのポル・ポトを批判すれば、中国、アメリカは良い顔をしない。従って、西側(?)の報道機関もそれに翼賛していた。東西にかかわらず報道機関を信用出来る組織とどうしても思えない。そうそうにAIが情報を公平(?)に報道してもらいたいものだ。
日本人の歌う歌の題名は?
日本人なのに国交の無いアメリカへなぜベトナム難民を誘う!?
脱亜入欧な日本人の最大限の良心なんだが、嘘んこだから、流石に日本人に演じて貰えなかったのだろう。杏さんのお父さん辺りが適役だと思うけどね。流石に低予算。どうせなら、ユン・ピョウさん辺りに演じていただいてカンフー映画にすりゃ良かったんだ。
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