ベイブ 都会へ行くのレビュー・感想・評価
全2件を表示
前作が面白かったような?
前作は確か面白かったと記憶するが、これは正直面白くなかった。おばあさんの人柄が好きになれなかったのかも?確か前作はおじいさんが主に出ていた様な気がする。ベイブも今回はあまり活躍出来ていない。
ざんねんないきもの映画。 素面で撮ったとは思えないほど、カオス🌀
牧羊豚・ベイブの活躍を描くファミリー映画『ベイブ』シリーズの第2作。
牧場の危機を救うため、都会へと出稼ぎに来たベイブ。
しかし、様々なトラブルがベイブに襲いかかる…。
前作で脚本/製作を担当していたジョージ・ミラーが、本作ではさらに監督もこなしている。
ジョージ・ミラーは現代最高の映画監督の一人。
しかし、彼は時として何だかよくわからない映画を制作してしまう。『マッドマックス/サンダードーム』とか『イーストウィックの魔女たち』とか…。
えー…。
本作もそのよくわからない映画にカテゴリーされる作品。
『ハリーポッター』シリーズのようなホテルのセットは観ていて楽しいし、動物たちの演技やアニマトロニクスは前作同様素晴らしい。
ロサンゼルスとニューヨークとベニスとシドニーがごっちゃになったかのような謎都会も面白い。
しかし、あまりにもシナリオが支離滅裂で電波😵💫
何やらよくわからないまま物語が進行し、全くよくわからないまま映画が終わる。
まさか最後にババァによる『サンダードーム』のセルフパロディを観させられるとは思わんかった💦
ジョージ・ミラーさん、もしかしてラリってました?
一応、他者を救おうとするベイブの行動が良きにしろ悪きにしろ何かしらの事態を引き起こして物語が進展していく、という一貫性はある。
だからといって、この脚本があまりにも冗長で意味不明な事には変わりない。
そもそも、『ベイブ』の物語は『1』の時点で完全に終了している。
続編にありがちな「語るべき物語が無いのに映画作っちゃいました」現象がモロに起こってしまっている。
儲かると思って惰性で作った映画って感じ。臭い金の匂いがする。
「牧羊豚」というベイブのオリジナリティが全く活かされていないのも痛い。
この物語、別にベイブが主役じゃなくても良いじゃん。
ごちゃ混ぜ都会という舞台は面白い。
アメリカ人をおちょくってるやろ!的な住民の描写も、ジョージ・ミラーの底意地の悪さが垣間見れて楽しかったし、よくこんなユニークな人間ばかりを集めたな💦と思わされるメインキャストの人選もすごい。
それだけに、住人たちを巻き込んだ都会での大騒動がもっと見たかった。
結局見せ場はホテルとパーティ会場だけなので、これなら都会が舞台じゃなくても良かったんじゃない?と思ってしまった。
前作よりも世界が広がったはずなのに、前作よりもこじんまりして見える…。
動物たち相手の撮影で、ジョージ・ミラーも疲れちゃったのかな?
とにかく、ぐちゃぐちゃの闇鍋のようなカオス映画だった。
興行的にはかなりの不振だったようだが、それも宜なるかな。
観るべきところが無いわけではないが、いやー、正直退屈だった…😅
この映画で唯一はっきりしたこと。
それはジョージ・ミラーが犬派だということだワン🐶
全2件を表示