フレンチ・コップス

劇場公開日

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解説

賄賂をとったり、ピンハネをしたりするワル警官二人の行状記を描く喜劇。製作はピエール・ゴーシェ。監督・脚本は「ザ・カンニング アルバイト情報」のクロード・ジディ、原案はシモン・ミカエル、台詞はディディエ・カミンカ、撮影はジャン・ジャック・タルベス、音楽はフランシス・レイが担当。出演はフィリップ・ノワレ、ティエリー・レルミットなど。85年度セザール賞の作品、監督、編集の三部門で受賞。原題は“pouxri”(腐った奴)をひっくりかえした陰語。

1984年製作/フランス
原題:Les Ripoux
配給:東宝東和

ストーリー

売春業者が売り上げを持って帰宅したところへ、二人の泥棒が襲いかかる。すぐに警官が駆けつけてきた。あわてて二人は逃げだす。実はこの二人ルネ(フィリップ・ノワレ)とピエロ(ピエール・フラッグ)は、ピガールやモンマルトルを管轄とする18分署の刑事だったのだ。ルネは「二人もつかまることはない。お前一人でつかまれ」といって、警官隊を前にしてさも自分がピエロを逮捕したかのようにふるまう。相棒がいなくなったルネは、ヴィダル警部(クロード・ブロッセ)から田舎から出てきたフランソワ(ティエリー・レルミット)を押しつけられた。昇格試験勉強中のフランソワの規則づくめのやり方にルネは閉口する。なにしろルネは袖の下は取る。泥棒のピンハネはする、たかる、ただ食いはするというワル警官。競馬のアナ情報を得るとパトカーをすっとばして馬券を買いに行くという公私混同をへとも思っていない人物だ。フランソワを自分と同じような警官にするため、ルネは情婦シモーヌ(レジーヌ)の助けを得て、売春婦のナターシャ(グラース・ド・カピターニ)とフランソワをくっつける。ナターシャの浪費で金が欠乏してきたフランソワは、しだいにワルになっていく。ルネの夢は競馬場近くのカフェの主人になることだった。麻薬取引きの現場に踏み込むことになり、アメリカから助っ人の捜査官がやって来た。ルネが重要な情報を伝えようとしたのに、彼らは馬鹿にして聞こうともしない。そこで、二人は彼らの鼻をあかし、麻薬を横取りするが、組織に追われたあげく、ルネが逮捕され、自分一人の犯行だと証言し、刑務所に入る。そこで、ルネはピエロに再会した。警察をやめたフランソワは全然面会にこなかった。彼が出所した日、霧の中をシモーヌ、そしてフランソワとナターシャが現われ、ルネに彼がカフェの主人であることをつげるのだった。微笑するルネ……。

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