「ラストシークエンスだけ何度も観たい!」死亡遊戯 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストシークエンスだけ何度も観たい!
ブルース・リーが亡くなったのは1973年。『燃えよ!ドラゴン』が日本で公開されたのも彼の死後だったように記憶している。当時の李小龍関連の雑誌にもこの『死亡遊戯』の写真が多数掲載されており、ファンとしては是非見たいと思い続けていたものだ。しかし、かなり編集されて公開されたときには、この映画の評判が悪かったこともあったし、既にファンをやめていたのだ。
最初に見たのは数年前のテレビ放映。最初の数シーン、葬儀のシーン以外では、ラストの13分だけしか彼は出ておらず(他に数秒のカットが少し)、ストーリーも破綻している。唯一面白かったのは、黒線の入ったスポーツスーツを着ている理由だったかも。『キル・ビル』でユマ・サーマンが着ていたスーツはこの映画のオマージュというのも記憶に新しい。代役のタンロン氏もリーに全く似ていないが、前半はアクションなどは要らないのだから、もっとソックリさんを使ってもらいたかった。それでも魅力的な格闘シーン。エンドロールも懐かしく、涙を誘う。
【2005年視聴、以前にも何度か視聴】
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