「まさかのクリスマス映画🎅」プリンセス・ブライド・ストーリー 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
まさかのクリスマス映画🎅
クリックして本文を読む
久しぶりに、今夜(2025/12/21)観ました。
先日起きた痛ましい事件から、妻が本作を観たくなったようで、久しぶりということもあって観ることにしました。因みに私はエンドロールまで、本作が亡くなったロブライナーの監督作品だったことは知りませんでした。
素晴らしい作品をつくり、世に残してくれたことに感謝しつつ、ご冥福をお祈りします。
現実場面はクリスマスの飾りがあり、クリスマス映画である事を確信させます(?)が、じいちゃんが本を読みながら展開する物語は、クリスマスのクの字もありません(笑)
ただ、魅力に溢れた登場人物たち、憎みきれない悪役や、温かみのあるセット感に毎度ながら釘付けになります。昨今、“セカンドスクリーン”などと、スマホ片手に映像作品を鑑賞するのが当たり前になっているようですが、本作はそんな観かたをしてはあまりにも勿体ないと思います。
父の仇を討つために小悪党の手下になるイニゴ、スローだけど優しい大男のフェジックや、威張り腐ったヴィッツィーニなど、乗っけからなんとも平和なやり取りが始まりますが、「死ぬ」とか「殺す」みたいなワードは飛び出すので、ご注意を(笑)
父の仇である右手が6本指の剣士と、イニゴ・モントーヤの戦いは、尺で言えばごく短いものですが、心が熱くなる名場面です❤️🔥
ウェスリーとバターカップ(キンポウゲ)姫のお似合い具合は、折り紙つきです(笑)
この機会に、ロブライナー監督の追悼を兼ねて観てみては如何でしょう。
コメントする
