プリンス サイン・オブ・ザ・タイムズ

劇場公開日:2025年11月14日

プリンス サイン・オブ・ザ・タイムズ

解説・あらすじ

1978年のデビュー以降、独自の音楽性とカリスマ性でロック界を牽引し続けたプリンスが、1987年に自ら監督を務めて製作したライブフィルム。

1987年のアルバム「サイン・オブ・ザ・タイムズ」リリースにあわせて行ったヨーロッパツアーから、ロッテルダムとアントワープでの公演の映像を中心に、ミネソタにあるプリンス所有のペイズリーパーク・スタジオで行われたライブの模様も収録。ポップかつ演劇的要素をもったプリンスのパフォーマンスを、余すことなくカメラに収めた。

日本では1989年に劇場初公開。2014年にHDニューマスターで25年ぶりに劇場公開。2025年には、IMAXシアターで公開される。

1987年製作/84分/アメリカ
原題または英題:Sign 'o' the Times
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2025年11月14日

その他の公開日:1989年2月25日(日本初公開)、2014年1月25日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

5.0 RIP 殿下…

2025年9月1日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

興奮

幸せ

1987年、Sign 'o' the Times ヨーロッパツアーのドキュメント、バンクーバーのいくつかの劇場で3日間だけIMAX 上映があり、夜10時半一回限りでしたが、そこまで混んでおらず、あーもうすっかり過去のスターになってしまったんだなぁと悲しくなりました。

プリンスはデビュー当時、もっと黒人ファンクっぽい曲の頃から聴いていましたが、売れてどんどんメジャーになり、ポップな曲調、ベタなバラードで売れ線ソングを多発してた頃、横浜スタジアム、東京ドームのライブに行ったことがありました。

売れ始めはダリルホールとか他のミュージシャン、音楽評論家、DJなどから才能を評価され、初めて1999のMVを観た時は身体中に電気が走りました。(ビジュアル系全盛期だった当時は、プリンスを気持ち悪がる人も多かったことも事実ですが)

このアルバムSign 〜が出てから、何となくついてこられないファンが増え始め、「プリンスと名乗るのは辞める!」と発表された時は、私もすっかり聴かなくなりました。

私は日本でもカナダでもアメリカでも、色んなアーティストのライブに出かけ、マルーン5やエドシーラン、テイラー、ケイティペリー、ポールマッカートニー、デュランデュラン、ブルーススプリングスティーンは2回、ブルーノマーズ、ヒューイルイス、ブライアンアダムスやスティングは3回、つい先日も2回目のシンディーローパーのライブに行ったばかりですが、何回行っても毎回聴きたい曲があって、スターたちもそれをわかっているからそこまでセトリを変えることなく、この時期は喉の調子が悪いから、この曲は外して別のを入れる…みたいな変更はあっても、基本的にはヒットメドレー(、時々新曲)の路線は外しません。

だから、プリンスのこのツアードキュメント映像を観て、これ、お客さん納得したのかな?パープルレインやれ、ラズベリーベレーやれ、1999やれって言われなかったのかなとは思いましたが(以前のヒット曲はリトルレッドコルベットのみ)、ドラマーのシーラE様のパワフルなスティック捌きを観たら、彼女を拝めただけよしとしよう!となれましたw マジで彼女はかっこよかったです♪

長年の盟友的な仲間ならともかく、基本バンドメンバーやダンサーはそこまで目立つことなく、覚えられることもあまりないのですが、さすが面食いの殿下はバックバンドメンバーもきっと顔採用かと思うほど、ルックス、スタイル、衣装、立ち姿…みんな美しく、まるでミュージカル映画でも観てるようでした。

もちろん殿下も色気がハンパなく、あの流し目も胸毛も堪能することができました。また、シーナイーストンのデュエットも観て、あの若かりしシーナのモデルのような美しさも拝めます。

映画「パープルレイン」ではコケにコケたプリンスでしたが、アルバム「パープルレイン」は年間チャート一位に輝くほどのプラチナヒット、まだあの時の勢いを感じられる作品ではありましたが、脂肪の全くない天才の演奏っぷりを観ていたら、この人はストイックに、命を削りながら昼夜を音楽に全振りしてたんだろうな、誰からも理解されなかった頃からも我が道を貫き続け、ひたすら自由に音楽に向き合ってきたんだなとわかり、40年以上前から風の時代を生きてきた人、改めてずっとずっとこの人の作った曲を聴きたかったなと、しみじみ思いました。

7月に亡くなった渋谷陽一さんの番組でも、ちょくちょくプリンス特集が組まれ、彼の偉大な功績と歴史をテープが擦り切れるほど聴いていた昔が懐かしくなりました。

殿下、安らかに…

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共感した! 5件)
ゆーきち

4.0 天才!プリンスのLIVE映画⭐️

2014年2月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

サイン・オブ・ザ・タイムズのライブ映画を劇場公開するというので楽しみにしていた!
2週間限定で、1日一回、夜8:00の回のみ上演なので、子どもも連れて1日(土)に観て来た。映画の日のせいもあってか、場内はほぼ満席だ!ヨーロッパツアーの映像が主らしいが、曲目はほとんどサイン・オブ・ザ・タイムズから。私は1999が一番好きなアルバムなのだが、1999からはLittle Red Corvetteだけで、パープルレインからの曲もなかった。サービス精神の薄い人だ。それでも圧倒的なパフォーマンス!やっぱり天才!リサとウェンディはもういなかったけど、シーラEのドラムもすごい!子どもたちに見せられてよかったな!満足しました。

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Procyon