プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角のレビュー・感想・評価
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あんまりだった。
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・主人公と恋人とのヒエラルキーの差が原因で悩むみたいな話だったと思うけど、あんまりそういう風に見えず、最初からお似合いだし何が問題なのかがわからなかった。おしゃれもしっかりしてるように見えたし。レコード店の仕事も楽しそうで、悩みの共感があまりできなかった。
・主人公より、主人公をずっと好きな青年を主人公にしたら面白かったんじゃないかと思った。むしろ、主人公より、金なさそうだったし。自分が男ってのもあるけど。
・好きになってくれ、好きだって言い続けて、それでもフラれる彼を、見ていると、そういう感情ってなんのためにあるのかなと思ってしまう。ラストで、好意を持ってるっぽい人が現れたのが唯一の救いだったけど、終始、可哀想だった。
・父親が、別れた奥さんのことをずっと考えているという話もなんだか共感できた。解決できない悩みを抱えたと思っている時ほど苦しいものはない、と。仮に母親が戻ってきたら解決なのかもしれないけど、それはあり得ない。とはいえ、別の人を、、というとこまで、心が到達できていない。収入もなさそうだったし、父親が一番映画の中で辛そうだったせいか、話がぶれているように感じた。
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