プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角のレビュー・感想・評価
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キュートでした
モリー・リングウォルドに当時あまり惹かれなかったため未見だったが、ミニシアターでの上映を知り、今は色々見たいので鑑賞。
ティーンエイジャーの、身分違いの恋愛物語。(経済的な問題)
80年代の懐かしいテイスト~わかりやすい内容で気楽に見れる。ブラットパックと呼ばれていた若手俳優たちの出演作の一つ。
今だとそれほど奇抜とも思えないファッションが目を引く。自分で服を手作りするアンディは、センスも良いと思うし、貧富やセンスの差がそんなにあるように見えなかったんだけども、リッチ女子に安物の服と悪口を言われたりする。
それでもなんやかやでモテてる、魅力的な女の子だ。
体育の授業中や廊下でタバコ、しかもポイ捨てしてるのとか、パーティーとか、アメリカの高校生は大人っぽい。現代はどうなのかな。
アンディ(モリー)はキュートだった。ダッキーもブレーンも、メインの3人は性格のいい人達で、最後はいい気分で終わった。
あんまりだった。
・主人公と恋人とのヒエラルキーの差が原因で悩むみたいな話だったと思うけど、あんまりそういう風に見えず、最初からお似合いだし何が問題なのかがわからなかった。おしゃれもしっかりしてるように見えたし。レコード店の仕事も楽しそうで、悩みの共感があまりできなかった。
・主人公より、主人公をずっと好きな青年を主人公にしたら面白かったんじゃないかと思った。むしろ、主人公より、金なさそうだったし。自分が男ってのもあるけど。
・好きになってくれ、好きだって言い続けて、それでもフラれる彼を、見ていると、そういう感情ってなんのためにあるのかなと思ってしまう。ラストで、好意を持ってるっぽい人が現れたのが唯一の救いだったけど、終始、可哀想だった。
・父親が、別れた奥さんのことをずっと考えているという話もなんだか共感できた。解決できない悩みを抱えたと思っている時ほど苦しいものはない、と。仮に母親が戻ってきたら解決なのかもしれないけど、それはあり得ない。とはいえ、別の人を、、というとこまで、心が到達できていない。収入もなさそうだったし、父親が一番映画の中で辛そうだったせいか、話がぶれているように感じた。
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