ブリキの太鼓のレビュー・感想・評価
全14件を表示
怪奇地獄大劇場
もっとジメジメした説教臭い映画なのかと思っていた。それと時間の長さもあって、敬遠していた。そろそろ見るかと重い腰を上げたら、予想をいい意味で裏切られた。こんなに『エクソシスト』『オーメン』みたいな映画とは!/もちろんホラーではなく、ドイツとポーランドの(悲しい)歴史を地獄巡り的に描いたもの。しかし、描写がなんか三池崇史的コミカルさなのである(もちろん三池崇史の方が後年の作家だが)。『極道恐怖大劇場 牛頭』とか『岸和田少年愚連隊 血煙純情編』とかみたい。/食べてヤるだけ、という人間の悲しみもあり、人が人を殺すなんてどう理屈をつけてもアホらしいということでもあり、無垢さの罪みたいなことでもある。
コメントする (0件)
共感した! (1件)
見た目が3歳の大人
すべてはダンツィヒから始まった。
第二次世界大戦の最初の被害者にして、最も長く戦火に苛まされたりポーランドの泊まった時間を、1人の少年の成長に置き換えた発想力には驚かされる。
歴史を遡るとき、表現としての醜悪なシーンは、歴史が凄惨であればあるほどアートの文脈に置いては正当化されるように思う。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
ダークサイド版フォレストガンプ
エロスと生命力を突き詰めたドイツ的表現のグロテスクの魅力
不気味で衝撃的な映画。 オスカルが生まれるシーン、気持ち悪いスープ...
一芸が身を助ける?
生理的に受け入れられるか否か
評価5の映画史上最高傑作10選+α
色々と考えさせられる大人のための寓話
全14件を表示