フリーダ・カーロ

劇場公開日:

解説

メキシコを代表する現代女流画家フリーダ・カーロの生涯を描く伝記ドラマ。製作はマヌエル・バルバチャーノ・ポンセ、監督・脚本はポール・ルデュク、共同脚本はホセ・ホアキン・ブランコ、撮影はアンヘル・ゴデーが担当。出演はオフェリア・メディーナ、フワン・ホセ・グロラほか。

1984年製作/メキシコ
原題または英題:Frida: Naturaleza Vita
配給:ケイブルホーグ
劇場公開日:1990年6月9日

ストーリー

メキシコ・シティ。今まさに死の床に瀕しているフリーダ・カーロ(オフェリア・メディーナ)が自らの人生を回想している--。孤独だった少女時代の彼女(ヴァレンティナ・ルデュク)にとって、父親(クラウディオ・ブルック)と妹クリスチーナは重要な存在だった。ある日フリーダはバスの衝突事故に巻き込まれて入院し、病院で父の持って来た絵の具を手に塗って遊んだ。ディェゴ・リヴェラ(フワン・ホセ・グロラ)の妻となったフリーダは、愛情に満ちた結婚生活を送るが、彼女を悩ませたのは夫の女性関係だった。中でも彼とクリスチーナとの密通は彼女を傷つけた。革命の時代、フリーダはメキシコに亡命したトロッキー夫妻と親しくなる。しかし彼女とトロッキー(マックス・カーロフ)の友情は、やがて愛情へと変わってゆき、彼の妻ナターリアを悩ませる。右足を切断されたフリーダは、酒に溺れるが、それでも展覧会を成功させ、また自由のために車椅子でデモ隊に参列するのだった--。45年7月13日、フリーダ・カーロは人生の幕を閉じた。47年の生涯であった。

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