「怖いけれど、頑張って『アナ』は『フランケンシュタイン』の愛を感じようとした」フランケンシュタイン(1931) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
怖いけれど、頑張って『アナ』は『フランケンシュタイン』の愛を感じようとした
クリックして本文を読む
原作が世界的な名作になるので、映画との比較はしない方が良いのだろうが、多少、2つは主旨が変わっている。しかし、ドイツの村の様な場所での話を想像すると、やはり、ナチス・ドイツの台頭をどこかで意識しての演出じゃないかと感じる。すると、あのフランコ政権下のスペインで『ミツバチのささやき』の『アナ』が、検閲無く見られた理由がはっきりする。そして、『アナ』は『フランケンシュタイン』の本当のテーマを知って、怪物には一切の偏見は持たなかったのである。原作とは些か違うのだろうが、『アナ』の人生を変えた映画の力に共感をしたい。
兎に角、映画も原作も超一流である。
コメントする