ブラザー・フロム・アナザー・プラネットのレビュー・感想・評価
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宇宙人が主役のヒューマン?ドラマです。
解説の捕捉になりますが、(日本人には初め理解できないと思いますが、)これは単なる宇宙人の話ではなく、アメリカ・ニューヨークに住むヒスパニッシュ系移民の話が伏線になります。それに気が付くと、この作品は感動物語に代わります。
【ネタばれあり】
はじめに、宇宙人が不時着するところが、かつての移民の窓口、エリス島のイミグレ(入国管理局)で、彼の特殊な超能力で、過去にあった奴隷達の恐怖の記憶を感知するシーンから始まります。(この宇宙人も奴隷だったのです。)
人情味溢れるスラム街の人達にも助けられ、スラム街でたくましく生きていく宇宙人のお話です(笑)。スリリングなストーリーも展開されていきます。見ているだけでアメリカの社会問題も解ってしまう、低予算で、他に類を見ない脚本、製作者の才能とセンスの良さが光る作品です。
※ 主役の宇宙人はこの後、ターミネーター2で、サイバーダイン社のスカイネット開発者役に抜擢されます。
※ この映画は映画マトリックスに影響を与えた可能性があります。
※ 民放で深夜に1度だけ放映されました。30年前に見て、数年前にDVD化されたので購入しました。
30年前に見てすごく面白かった記憶あり
34年前、渋谷ユーロスペース(旧) へ、初めて行って観た映画。小劇場が初めてだったこともあり、記憶に残っている。
映画は、とにかく楽しかった記憶。皆で笑うのだが、外国人の方は字幕よりワンテンポ早く笑うので、字幕しか終えない自分は追いかけて笑う、みたいな感じだったことを鮮明に覚えている。ほんのすこしずつ損してるように感じて、「英語、聞けるようになろう」と当時は決意したんだった。
そのままやっていればなあ…
とにかく観て損はない映画です。
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