「心が洗われる」ブラザー・サン、シスター・ムーン ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
心が洗われる
心が洗われるようだとは、この映画にピッタリの表現だ。アッシジが舞台だが、実際にアッシジでロケしたのかは分からないが、主人公のフランチェスコの清らかな心のように、すばらしく綺麗な景色だ。それに、バックに流れるドノバン自作の歌が実にマッチしていて素晴らしい。あと、クレア役の女優がまさに天使のような美しさだった。調べたら、実際、クレア(ラテン語読みはクララ)は後で女子修道会クララ会の創始者となった人なんですね。
心が揺さぶられるというより、じんわりするような感動的なストーリーだった。敢えて注文をつければ、最後はローマ法皇と謁見したところで終わってしまったが、アッシジに帰ったあとの活動ぶりもちょっと見たかったな。
※印象に残ったセリフ
(主題歌)
Brother Sun and Sister Moon
I seldom see you
Seldom hear your tune
Preoccupied with selfish misery
Brother Wind and Sister Air
Open my eyes
To visions pure and fair
That I may see
The glory around me
I am God's creature
Of Him I am part
I feel His love
Awakening my heart
Brother Sun and Sister Moon
I now do see you
I can hear your tune
So much in love
With all that I survey
I am God's creature
Of Him I am part
I feel His love
Awakening my heart
Brother Sun and Sister Moon
I now do see you
I can hear your tune
So much in love
With all that I survey
ジョニーデブさんへ
この映画の後日譚作品としては、機会がありましたら、ロベルト・ロッセリーニ監督の「神の道化師、フランチェスコ」は如何でしょうか。短い作品ですがかなりの傑作だと思いました。