劇場公開日 1998年9月26日

「戦争映画を英雄譚や綺麗事に終わらせない」プライベート・ライアン HigeKoboさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0戦争映画を英雄譚や綺麗事に終わらせない

2024年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

難しい

今回初めて観たのが出先でiPadだった。映画館で見たらもっと迫力あって良かっただろう、と言いたいところだけど‥。
おそらく膨大な資料や証言に基づいた原作や脚本からくる残しておきたい兵士の経験記憶が此処に有る。iPadだとそちらに心が奪われた。いわゆる戦争映画として消化し評価するにはもったいない出来。ピーター・ジャクソンの”彼らは生きていた”に通じる知るべき映画。
音響/迫力は映画産業の為に必要だし兵士の経験の一部でもある。次は是非IMAXで観たい。

爺さんは軍属で徴用されていた(病気で復員、すぐに亡くなった)ので長男だったうちの親は前線に回されなかったと言ってた。今となっては真偽を知る術もないけど日本でもおんなじ様な運用があったんでしょうね。

HigeKobo