「それぞれのライアンを救うこと」プライベート・ライアン せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
それぞれのライアンを救うこと
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ノルマンディー上陸後、兄弟が全て亡くなったライアンを母親の元に返せという任務のため戦場へライアンを探しに行く兵士たちの話。
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Privateは名前の前につけると「二等兵」って意味になるらしいんだけど、一般的に使う「私的な、個人の」意味とこの映画の内容的にかかってるんかなと思った。
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ライアンを救うことは、ミラー隊長にとって胸を張って家に帰れるようになるための任務。そのためには、1人死んだらその倍の人数を救っているという信念とは真逆の1人のためにたくさんの犠牲を払うことをする。
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そしてアパムにとってライアンを救うことは、男になることかなと思った。仲間を殺した敵兵でも丸腰の捕虜を殺さないという信念に背いて、最後自分が助けられなかった仲間を殺した捕虜を撃ち殺す。
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他の人に関しては分からなかったけど、それぞれ胸の内に自分にとってのライアンを救うことの意味があって、それがタイトルとかかってるのが良い。
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まぁ、冒頭の戦場のシーンでぐっと引き込まれるだけに途中間延びしちゃって、さすがに3時間は長い(笑).
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