劇場公開日 2021年5月14日

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不思議惑星キン・ザ・ザのレビュー・感想・評価

全62件中、21~40件目を表示

4.0ランプに向かってクー!

2022年9月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

単純

ロシア映画やべー、2時間ちょっとなのに体感4時間には感じる、もうちょっと盛り上がりとかないんか
しかしなぜか面白いいつまでも見ていられる教育番組ででも流れそうなBGMのピポパポ音もクセになる
最後もなんとなくほっこりするハッピーエンド

1部と2部の繋ぎの所で、地球に戻ったバイオリン弾きが砂とかを鑑定に~云々はどういうこと?

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バスト・ラー

3.5超久しぶりに見た

2022年1月29日
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鑑賞方法:映画館

あ、それってそんな意味だったけーって懐かしかった。

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mikyo

5.0これは凄い!!

2022年1月22日
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鑑賞方法:VOD

なんだこれはの世界。明らかにタルコフスキーの影響下にある。グルジアのSFと言うのは初めて見た。凄いデザインと寓意と時間概念。立派なSFであり立派な社会風刺。低予算SFの鏡。こういうのを見たらハリウッド映画って何・って思ってしまう。映画界のスプートニクと言って良い。今年一番の傑作。

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mark108hello

5.0カワイイSF

2021年9月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

ベルリンの壁が崩壊するやや前のソ連(グルジア)で作られたとのこと。わりとのんびりした空気感が漂っている。
グルジアの方々をよく知らないのだが、この映画を見る限り、根っからの善人で義に厚い。それに比べて、ワープ先の異星人達の人柄の悪いこと!弱肉強食、権威主義、貪欲…笑。でも、なんやかんやで折り合いをつけてやっていく様子にほっこりした。
ストーリーもいいが、役者さん達もいいし、セットや機械なんかも可愛くて美術さんの仕事も素晴らしいと思った。

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SpicaM

4.015年間気になり続けた映画は思いがけぬ良作だった。

2021年9月8日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

本作の存在を知ったのは1986年。スクリーンだったかロードショーだったかの付録で「SF.ファンタジー.怪奇作品図鑑」的な小冊子を入手。目的はその小冊子だったので、本誌自体を購入したのか小冊子だけを古本屋で買ったのかは忘れた。
内容はかなり濃く、第二次大戦後くらいからの秀逸な作品は一通り網羅してあったように思う。
その冊子に載っていたのが「不思議惑星キン・ザ・ザ」だ。紹介文も非常にユニークで、鋼鉄のカーテンの向こうにあるロシアンムービーに強く心惹かれた。
しかし、結局初めて観られたのは2001年。(89年に日本公開したの、当時気付かんかったw)
15年間、ずっと「観たい!」と思い続けていた摩訶不思議なハズの映画は思いがけぬ良作であった。

知ったきっかけがきっかけだったので、てっきりロシアSF古典作品かと思ったら86年の作品だったのね。小冊子での扱いは正規ラインナップではなく、おそらく「海外新作ちょっと変な映画」を紹介するコラムのような頁だったのだな。
86年と言えばまさにチェルノブイリ事故の年。ゴルビーのペレストロイカ、グラスノスチを毎日耳にした頃だ。
ハンガリー・オーストリア国境には鉄条網がまだあったし、ベルリンの壁は壊れていなかったし、ソ連は崩壊していなかった。
60年以上も続いたソ連共産党の一党独裁。政府と党の事実上の一体化。下部組織は上部組織に従わねばならない徹底した階級差別。鉄の規律と軍事力による統制。
それらに対する痛烈な批判が本作には込められている。ここまで滑稽に描いているのは、そうでなければ当局の検閲・規制を潜り抜けられないからだ。

まぁ、初回鑑賞時はそんな世界情勢にばかり意識が向いていたが、それから更に20年後。
2021年、アニメ版と共に再鑑賞して他の観点も見えてきた。(あらやだ。35年も経つって事?w)
主演のスタニスラフ・リュブシン(Stanislav Andreyevich Lyubshin)
カッコいいじゃないかぁ!
いや、観ているうちにどんどん惹かれていって「彼なら007も出来そうだな?」と思いました。
彼は当時53歳。うむ、86〜89年に観ていたなら私も「おじさん」と思っただろうな、多分w
(※映画.comのキャスト欄、間違ってますよ〜!スタニスラフとユーリー、逆になってるよー!)

貪欲なウエフとビーに愛想を尽かしつつも、どこか憎めない2人を決して見捨てないマシコフ。漢(おとこ)だよ〜。あなた、カッコいいよ〜。

今回、アニメ→実写と連投で観た為、マシコフもゲデバンもアニメ版キャラクターより遥かに好感度が高かった。
アニメよりも、ずっと深みのある作品に仕上がっていると思う。
かなり好きな映画かもしれない、と改めて思った。

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pipi

3.5【"ママ、ママ、どうしよう・・。変なSF映画を観ちゃったよ!”奇作、怪作。不思議な映画。旧ソヴィエト連邦の全体主義をアイロニックに描いた作品でもある。】

2021年8月29日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

- フライヤーによると、今作が公開されたのは1986年とあるので、ゴルビー(友達じゃないんだから・・。ゴルバチョフさんね。)がペレストロイカ政策を展開し始めた頃である。
 ゲオルギー・ダネリヤ監督が今作を製作していた際には、ソヴィエト連邦の全体主義は揺らいでいなかったのだろう・・、と勝手に推測する。ー

◆感想
 1.マシコフと、ゲデバンがキン・ザ・ザ星雲の惑星ブリュクに移動してしまい、そこで見たもの。
  ・ヒエラルキーが、明確に描かれている。
  チャトル人が、ブリュクでは支配者層であり、バッツ人は被支配者層である。
  そして、権力を振るうエツィロップ達。
  更に、人々は”PJ様”を崇拝している。
 ー 鉱山のような、地下で大勢のバッツ人達が働かされている。”PJ様”を崇拝しながら・・。ー

 2.ウエフ(チャトル人)とビー(バッツ人)が乗っている梵鐘のような形の、ボロッチイ宇宙船。
 ー ウエフ(チャトル人)とビー(バッツ人)の不思議な関係性。ー

 3.ブリュク星の人達の言葉や、変なポーズや小物。
  ・クー(キュー意外の全ての表現)
  ・キュー(公言可能な罵声語)
  ー 劇中でも、テロップで流れるが、軽く脱力する・・。ー
  ・媚び諂うときには、鼻に鈴みたいなツァークを装着し、両手を翼みたいに広げて、腰を低くする・・。
  ー ここも、度々劇中で描かれるが、脱力・・。
    ゲオルギー・ダネリヤ監督、人種差別描写で、全体主義をおちょくりまくってます・・。ー

 4.ヌルーイ、スコア。
  ・ほにゃほにゃした音楽。時折”クー・・”と合いの手が入る・・。
  ー 可なり、脱力する・・。ー

<色んな映画を観てきたが、実に不思議な映画である。
 フライヤーによると、1570万人が観た!とあるが、多いんだか、少ないんだか・・。
 何しろ、ソヴィエトですからねえ・・。
 そして、連続して、2013年に公開された、今作のアニメヴァージョンも観てしまったのである・・。”クー!”>

<2021年8月29日 刈谷日劇にて観賞>

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NOBU

4.0ソ連映画独特のこの感じ

2021年7月17日
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好きな人は好き。

ソ連映画ならではというか、
独特なシュールな雰囲気が存分に味わえる映画。

タルコフスキー見たあとだったからめちゃくちゃ分かりやすく思えた記憶。

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にゃん

3.5やじきた的な

2021年6月24日
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鑑賞方法:映画館

長編コントを見るメンタルで気軽に観れる作品。
文化の違いでネタがよくわからないのはよくあることですが、そういうのを調べつつ何度もみるのもよいかもしれませんね。

家でみるのに向いてるんじゃないでしょうか。通しだと長いし

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アモルフィ

4.0何度でも繰り返す

2021年6月8日
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21063.キン・ザ・ザと変わらない不思議惑星地球

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movie

3.5なんてシュール

2021年6月8日
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低予算全開の映画、ワープとかいきなりだし笑
結構昔の作品なのね、知らなかったよ。
宇宙人が変なおっさんだったり小汚いのに妙に憎めなかったりする。
色々社会風刺的な内容みたいだがそんなの気にしなくてもまあまあ楽しめる。
ラストはなんだかちょっと寂しさと、条件反射的に出るクー
がよくわからないけど何かよかった。

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まあ映画好

4.0くぅ

2021年6月1日
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嘘つきで信用できない、まるだし差別の星で、欲望まるだしに生きるおっさんたち。
サポテンになってはダメ!とナウシカも言うだろう。
だって俺たちにそっくりだし。仕舞いには愛おしくなっている。

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すぅ

4.0クー

2021年5月23日
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我慢して見終わった人は必ず『クー』といいたくなる映画。
ハリウッドでは作れない素朴な味わい。
何の魅力も感じられないおじさまを2時間見続けられる方にはオススメします。

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リアルマリア

2.5観る人を選ぶ作品ですが、伝説的なカルト作品に飛び込むのは有りかと思います。

2021年5月22日
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笑える

難しい

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松王○

2.5シュール

2021年5月21日
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mac0812

4.5#40 何これ、オモロすぎ‼️

2021年5月19日
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鑑賞方法:映画館

アニメ版があんまり良かったから実写版も観賞。

実写版のがもっと面白いや〜ん。

画面が見たことない正方形のサイズなのがまず新鮮。

そしてベルリンの壁が崩れる前の共産主義国でこんな突飛なストーリーを思いつく人がいたことに感動。

実写版でも人の位に差がある惑星がソ連で、地球人は自由主義国家を表している気がする。

アニメほどクーの姿が可愛くないので真似したくはならないけど、こっちのほうが断然面白い。

真面目な主人公といい加減なバイオリン弾きの性格が良く出ている。

公開当時に観たらくだらなさ過ぎて目にも止まらなかったろうけど、こんな時代だから楽しく観賞出来る気がする。

昔見た人も是非もう一度観てみて❣️

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chicarica

4.0引き込まれる

2021年5月19日
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シュールと言えばシュールだが、格差社会や価値あるものの物々交換、嘘や裏切りなどは、地球でも異星でも変わらない。

気が付けば終わっていた。あっという間の2時間でした。

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Oyster Boy

3.0気が付くと引き込まれている

2021年5月18日
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ああ、カルト人気ってこういうことね、と納得しました。
とってもシュール。
見た目は、異星から地球人が帰ってくる旧い平凡な冒険SFの体ではあるが。
理不尽な命令がないと生きていけない階級社会、金ではなく物(しかも燃料や化学物質)が価値がある…
たぶんロシア人優位で、グルジア(現ジョージア)などの編入された従属国の人との格差もネタにしている感じで。
数年後に崩壊する1980年代半ばのソ連で、経済、政治ともぐちゃぐちゃになっていた当時の社会事情を反映したような異星人社会。
そこで繰り広げられる、裏切りに次ぐ裏切り。
殺伐とした「マッドマックス的」展開をしているにもかかわらず、おっさんたちのヌル~~~~~~いコントで、緊張感ゼロ。
つまらんなぁと思いながらも、時に笑えて、時に泣けて。
気が付くと引き込まれてる、不思議な仕上がりでした。
あの「ク~~~!」って間抜けな挨拶が、すべてをどうでもよくしているのかもしれません。

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コージィ日本犬

4.0【ソ連という惑星、キン・ザ ・ザ 】

2021年5月18日
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この作品が作られたのはソ連経済が行き詰まって、末期を迎えようとしていた頃で、この直後くらいに、チェルノブイリ原発事故があった。

当時、ソ連邦のひとつであったグルジア人の視点から皮肉たっぷりに描かれた作品だと思う。

例えば、宇宙技術開発など科学技術が進んでも、人々の生活はちっとも良くならない。
科学技術の発展が社会の利便性や人々の生活向上に繋がっていなかったのだ。

何故か。

政治と社会の分断が進んでいたのだ。

マシコフとゲデバンを助けるチャトル人のウエフもパッツ人のビーも本質的には善人だ。
だが階級に依存した考えが主で、賄賂やウソは当たり前で、マッチを欲しがる様は執着心の塊のようでもある。

資本主義を揶揄する表現が冒頭に出てくるが、パッツ人とチャトル人は階級対立の象徴だ。

階級は、実は、これだけではない。
人々のなかに、大きな支配・被支配の構図を作れば、支配層の中の低階級の人間は、更に下層階級を見下ろすことによって満足を得ると云う巧妙な支配体制も見て取れる。

ソ連でのロシア人優位と、グルジア人やウクライナ人などが見下されていた状況も伺えるような気がする。

浅田真央さんがオリンピックのフリー演技で使用した曲の作曲家ラフマニノフや、チャイコフスキーなどクラッシックの代表的な音楽家を生んだにもかかわらず、それは支配層のたしなみで、一般層はバイオリン曲などに全く興味など示さない。

そして、支配階級の上にある人間は、今が良ければ社会を改善をする必要性など感じることなどは決してないのだ。

水は枯渇し、人々の暮らしは疲弊する一方だ。

しかし、改めて考えてみて、これを当時のソ連映画だと笑ってやり過ごすことが出来るだろうか。
今の僕達の社会にも当てはまるようにも思える。

世界の分断は進み、資源は取り尽くされ、環境は破壊される一方だ。

この作品を通して、僕達は、自覚もなしに自分達自身を笑ってしまっているのかもしれない。

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ワンコ

4.0大昔のロシアカルトムービーのアニメ版 マニア向け

2021年5月15日
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随分大昔に単館系で観たことがあり、その時もあまりにシュールで記憶に残る映画だった。
今回、アニメ版ということ。。
あの風変わりな雰囲気はそのまま。

これを最初に観た人達には、多分意味が通じないかもしれない(^^;

可能ならば実写版からみるのが良いと思うが、かなりマニアックなので好みは分かれそう。

個人的には、、つい思わずTシャツを買ってしまった。

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すらにゃむ

2.0よくわからなかったな…

2021年5月15日
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鑑賞方法:映画館

よくわからない展開で話についていけなかった…だからおもしろいのかどうかもよくわからず。ただ、未来的なのか原始的なのか微妙な乗り物とかの小道具は見ていて楽しかった。

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peanuts
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