「風刺の意味がわからなくて、ほっとするかも!」不思議惑星キン・ザ・ザ マイクさんの映画レビュー(感想・評価)
風刺の意味がわからなくて、ほっとするかも!
ソ連崩壊直前のグルジアで製作されたと聞いて、映画館に足を運びました。周辺国ではその時代をどのように生きたのか、文化や芸術など体制に役立たなければ無意味だと決めつけられ、価値は体制が決めてしまうだろうかと思いました。きっと体制のなかで息を潜めるように生活していれば、誰が支配しようと関係がないのかもしれないです。モスクワなどに出稼ぎに行けば、「クー」と言って鼻輪をつけて、気づけば自己家畜化を図り生きようとしていたのかもしれません。
そんなところで生きたことがないから、存分に笑えなかったけれど、風刺や皮肉がわかるほど生活していれば大いに笑ったかもしれません。
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