「運命とは」フォレスト・ガンプ 一期一会 antennaさんの映画レビュー(感想・評価)
運命とは
それぞれ生まれ持った時の才能がある
それを最大限活かせるのが最高の人生の歩み方なのではないのだろうかと思う。
フォレストは確かにIQが他人と比べて低かったが、だからこそ邪念なく目の前のことに一生懸命取り組めたのではないだろうか。これは、才能の1つだったのではないか。
もしも、IQが高くて、いろいろ考えていたらエビの漁師になるなんて選択普通は捨ててしまうだろう。
お前はバカかと言われるような
普通ならやらない選択肢を迷わずやれる
フォレストガンプはすごい才能を与えられた人だったのだろう。
フォレストガンプの低いIQは一方で
後先考えず真っ直ぐに、本能的に人生の選択ができるという大きな長所になっていた。
まあまあのIQで学校を普通に出た人は
計画通りの人生、普通の人生
を歩み、逆に実は自分の中の可能性を潰してしまっていたり、制限しまっているのではないか。
フォレストガンプは自分の得意な事がわかり、
その1つに固執せず、
どんどん自分の得意なことを見つけて行って
結果的にすごい人生のストーリーを持っているのではないか。
この映画を観て
人生の選択に慎重になりすぎている自分と
直感と運命に身を任せているあフォレストガンプが対比され
もう少し、考えずに行動したら、
予測不可能な出会い、運命によって、
どこかわからないところに導かれていくのかなと
思う節があった。
ジェニーが死ぬ前に
フォレストに、ベトナムにいくのは怖かったかと聞いた。
フォレストが、死ぬ事がどういうことか、フォレストにもわかるように説明する一貫だったのだろう。
フォレストにとってのベトナムの解説が、単純で純粋で、まるで星の王子様のような感性をしていた。
この物語は
まっすぐ、素直なフォレストが、
周りを巻き込んで、運命を切り開いていく。現代版星の王子様のような物語だ。