「難しいが貴重なものを観た気がする」8 1/2 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
難しいが貴重なものを観た気がする
映画監督のグイドは、新作の構想で悩みクランクインを延期していた。温泉地を訪れたグイドは女性たちとの関係や仕事上の知人たちとの現実に悩まされ、様々な夢や幻覚が現われ・・・てな話。
これ、たぶんストーリーが有って無いようなものなんだろうと思った。
男も女も浮気しても良いってな雰囲気もあるし、哲学的だったり、政治的だったり、もちろん文化的で、凄く奥深い事を作品の中に散りばめてるように感じた。
映画を作るためにはそんな色々な要素を脚本に込め、キャストを厳選し、舞台美術に細心の注意を払い、音響やBGMを考え、凄く神経をすり減らされるものなんだろうと感じた。
タイトルの意味が観賞後もわからず、ググったら、作品数なんだと知れた。面白い事をする監督だなぁ。
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