フェイクのレビュー・感想・評価
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潜入捜査・・・名優の競演 ✨( 実話ベース )
人間味溢れる熟年のマフィアをアル・パチーノ( 渋い演技 )が、家族に対する複雑な思いを抱えながら、命懸けで独り潜入するFBI特別捜査官をジョニー・デップが見事に演じていました。
ジョニー・デップの魅力的な優しい眼差し、人気の理由が良く分かりました。
心がヒリヒリとする作品。見応えが有りました。
BS - TBSを録画にて鑑賞
静かなる友情
地上波放送だったのでカットがあったのか、少し話の展開や状況がわかりにくいところもありました。ですが鑑賞後に他の方の解説を拝読させてもらったので理解はできたと思います。
アルパチーノとジョニーデップの演技が良かったですね。特にジョニーデップはクールな役なのですが、微妙な表情の変化が素晴らしい。複雑な心情が伝わってきました。
アルパチーノもレフティという人物の性格が表れた演技で、説得力がありました。
マフィアへの潜入捜査をする話なので、緊張感が凄まじいです。ドニーの心労がひしひしと伝わってきます。これが実話に基づいているというから、なおのこと恐ろしい…。
あまり盛り上げるような演出はせず、静かに2人の友情を感じさせる雰囲気が自然で好きでした。
なによりレフティのラストのあのセリフ。グッときました。
ジョニー・デップ
え。
ジョニー・デップってこんな素顔なんだ、、。
コスプレばかりみてたので斬新。
ストーリーは敵ながら情がわく。
ルパンと銭形警部みたいな男同士にしか分からないハードボイルド。
ちょっと残虐的なシーンあり。
カッコいいアルパチーノしか見た事なかったけど、 こんな情けない兄貴...
カッコいいアルパチーノしか見た事なかったけど、
こんな情けない兄貴なのもめちゃくちゃ似合ってるやん…
流石です兄さん…
目と雰囲気で感情を感じられるアメージング❤️
ドニーを思う兄貴たちの言葉がグッと来るな
喪失感がしっかりと目に見える
これは男は好きな映画やろな〜〜
でも私は最後15分ぐらいしか好きじゃないや
でも15分だけでもこの評価出来るぐらいの内容だ!
ダサいアル・パチーノがいい
実話が元にってなってるけど、潜入捜査官なんて仕事受けるのはクレイジーだとしか思えん。いつ殺されるか解らんし人間不信になる。やめた後も命の心配せんといけんし、後悔も多いじゃろーし・・・。
作品の方はジョニー・デップ良かったが、特にダサいアル・パチーノが良かった。
観て損はしない。
許すということ
うだつのあがらないマフィアの兄貴レフティと潜入捜査官のドニー。
自分を信用してくれて、人間として好感のあるレフティを裏切り続けるドニーの葛藤。
二人の関係性上、ドニーを信用してあれこれ世話をするレフティは滑稽で哀愁が漂う。
何が真実で、真実ではないのか。ドニーのせいで死を余儀なくされたレフティの最後の言葉、おまえだから許せる。
始めからドニーに騙されていても、お互いの友情は真実だと考えてくれたのだ。どんな関係性でも裏切られれば憎しみが生まれるが、それを許したレフティは、ドニーを利害抜きにして受け入れてくれたのだろう。
寂しいパチーノ
M・コルレオーネにT・モンタナとC・ブリガンテ様々なギャングを演じたA・パチーノがうだつの上がらない情けないギャングを演じた本作。
寂しい表情を浮かべるパチーノが印象的で船のシーンとラストの騙されている事にも気付かないでドニーを守ろうとする健気さに、引き出しに遺品になってしまう私物を収める姿に哀愁が漂う。
実話を描いた本作だがハラハラ、ドキドキとバレそうでバレないスリル感は全体的に希薄でJ・デップの家庭内での描写はメロドラマな雰囲気で演出自体に甘さがあるような。
M・マドセンの地味ながら目立つ存在感に渋い演技も良い。
今までの役柄どれにも当て嵌まらない情けなくて滑稽で寂しさが溢れるレフティを静かに演じ切ったA・パチーノが素晴らしくてオスカー候補に値する。
キッチンで火が上がって奥さんに消させる滑稽なシーンも堪らない。
日乃出会館内劇場にて鑑賞。
じわじわと…
盛り上がりには欠けるけど、じわっとくる映画でした。
アルパチーノは大ボスのイメージだったから、ちょっと弱めな役どころは馴染みにくかったけど、最後のセリフには感動!
ジョニデがホントにマフィアになるって言い出すのではないかと心配しながら観てました。。
●お前で良かった。
FBI捜査官がマフィアに潜入。次第に信用を得て一角のポジションに。
しかし、そこは人間だ。マフィアの中で友情が芽生える。
やがて、彼自身も警察官なのか、マフィアなのかも、わからなくなっていく。行き着く先は。
事実は小説より奇なり。アル・パチーノ、ジョニー・デップが魅せる。
ラスト、「お前で良かった」のセリフにシビレるわ。
苦しかった…
映画としてはよくあるような内容だと思うけど、実際の話だと思うと、どの立場から見てもとても苦しかった。涙が出たシーンも。「情」というものは美しくて、本当に厄介。ブルーノの所に行く前に、二人で車の中で話してるシーンや、FBIに連れて行かれる時、『何も喋るな!黙ってればいい!』と、レフティが必死でドニーを守ろうと叫ぶシーン、そしてラスト… ぐっと来た。
アルパチーノの迫真の演技はさすが。憎めない感じ。引き込まれる!ジョニデはいつもコスプレだから、こういうのを観ると新鮮。
ジョーは今どんな生活をしているんだろうか。レフティのことを今でも思っているといいな。
もうすぐ
もうすぐブラックスキャンダルと思いジョニーデップ探してます見ました。
こういう映画好きですね。アルパチーノが特に良かった。最後の部屋を出て行くシーンとか好きですね、こういう映画邦画にも、もっとあったら良いのになぁって思います。
出世より情が勝つ、反する立場の似たふたり。
殺しに関わり、信じてくれたマフィアを裏切り、家族との生活を犠牲にしてまで手に入れたのは、メダルと500ドル。ジョニーデップ、そりゃあ複雑な表情になるわと思うエンディング。家族とは、話せない事が多すぎるのはわかるが、もう少しうまくやれないものかねぇ。アンヘッシュが怒っていても綺麗。
ジョニーデップ扮するドニー(ジョー)のFBIおとり捜査のせいで、録音機を隠すために何も悪くない日本人料理店員がリンチされ、裏切り者と勘違いされた人が殺され、お世話になったアルパチーノが殺され、マフィアの殺しが数件増えている。100のための1の犠牲はいとわないアメリカ社会。とはいえ、マフィアそのものを撲滅できたわけではない。意味あるのだろうか。
捜査のためにマフィアにどっぷり浸かるうちに、ミイラ取りがミイラになっていき心配になるが、いかに人を使い己の手柄にし出世するかしか考えてないFBIの縦社会より、仲間と恩に忠実な、人情味溢れるマフィア組織にほろっと来るのはわかる。
情の深さが何1つ報われないアルパチーノ扮するレフティーが可哀想でならない。ドンではなく、末端ちんぴらマフィアとはいえ、26人殺し、裏切り者としてまた1人殺し、殺し現場は慣れっこで、薬漬けの息子と同世代の子も敵マフィアの息子なら容赦なく殺そうとする、その道長いどっぷりマフィアなのだけど。ドニーだから許せるとまで言ってもらったアルパチーノに対し、ジョニーデップは、マフィアへのファーストコンタクトの相手をアルパチーノにした時点で、人柄まではわかっていなかったと信じたい。
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