54 フィフティー・フォー
劇場公開日:1999年6月26日
解説
70年代後半から80年代にかけて栄えたニューヨークの伝説のディスコ“スタジオ54”の興隆をひとりの青年の青春の光と影とだぶらせて描いた青春映画。監督・脚本は「Boy's Life 2」(日本未公開)のマーク・クリストファー。製作総指揮は「マイ・フレンド・メモリー」のダン・カーモディ、「ラウンダーズ」のボビー・コヘン、「ナイトウォッチ」のボブとハーヴェイのワインスタイン兄弟。製作は「ルル・オン・ザ・ブリッジ」のアイラ・ドゥッチマン、「ジャッキー・ブラウン」のリチャード・N・グラッドスタイン、「ハイ・アート」のドリー・ホール。撮影は「マキシマム・リスク』のアレキサンダー・グルズィンスキー。音楽は「ナイトウォッチ」のマルコ・ベルトラミ。美術は「アメリカの災難」のケヴィン・トンプソン。編集は「絶体×絶命」のリー・パーシー。衣裳は「コップランド」のエレン・ラター。出演は「ラストサマー」のライアン・フィリップ、「ワイルド・シングス』のネーヴ・キャンベル、「オースティン・パワーズ」のマイク・マイヤーズほか。
1998年製作/101分/アメリカ
原題または英題:54
配給:アスミック配給(アスミック・エース エンタテインメント提供)
劇場公開日:1999年6月26日
ストーリー
1979年、単調な毎日にうんざりしていたニュージャージーの郊外で暮らすシェーン(ライアン・フィリップ)は、ある日憧れのディスコスタジオ54のオーナー、スティーヴ・ルベル(マイク・マイヤーズ)の目に留まり、入場を許される。狂乱の一夜を体験したシェーンは、スタジオ54で働く歌手のアニタ(サルマ・ハエック)とウェイターのグレッグ(ブレッキン・メイヤー)のカップルが住む部屋に転がり込み、スタジオ54でウェイターとして働き始める。業界の実力者である女性たちにに気に入られ、先輩を差し置いてバーテンダーに昇格。スタジオ54のバーテンダーは女、ドラッグ、コネ、全てを手に入れることができた。シェーンは瞬く間にスタジオ54のアイドル的存在に昇りつめていく。シェーンは新進テレビ女優ジュリー(ネーヴ・キャンベル)と息投合し恋に落ちるが、野心的なジュリーは、仕事を得るためいつしか離れてしまう。アニタとの情事、グレッグやほかのウェイターからの嫉妬やいさかいなどで、シェーンは疲れきってしまっていた。そんな時、オーナー、スティーヴが脱税で逮捕され、スタジオ54は解散となる……。数年が過ぎ、スティーヴの出獄記念に一夜限りのスタジオ54が再開される。スタジオ54に集まった人々やアニタやグレッグなどと再開したシェーンは、華々しかった時代を共に振り返るのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マーク・クリストファー
- 脚本
- マーク・クリストファー
- エグゼクティブプロデューサー
- ドン・カーモディ
- ボビー・コーエン
- ボブ・ワインスタイン
- ハーベイ・ワインスタイン
- 製作
- アイラ・デューチマン
- リチャード・N・グラッドスタイン
- ドリー・ホール
- ジョナサン・キング
- 撮影
- アレクサンダー・グラジンスキー
- 美術
- ケビン・トンプソン
- 音楽
- マルコ・ベルトラミ
- 編集
- リー・パーシー
- 衣装デザイン
- エレン・ルッター
- 字幕
- 石田泰子