「フィツジェラルドが発音出来ずにフィツカラルド‼️」フィツカラルド 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
フィツジェラルドが発音出来ずにフィツカラルド‼️
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未開の風土の中で、狂気じみた夢を追いかける男を描き続けたヴェルナー・ヘルツォーク監督‼️ヘルツォーク監督の作品はほとんど鑑賞させてもらいましたが、「アギーレ・神の怒り」と並ぶ最高作ですね‼️19世紀末のペルー。カルーソのオペラに魅せられ、アマゾン奥地に本格的なオペラハウスを建てて、本場のオペラを呼ぼうとするフィツカラルド。その資金作りのためのゴム園開発のため、彼の指示のもと、巨大な白い蒸気船が川を上がり、山を越えようとする・・・‼️この山越えが凄まじい見せ場‼️さらにせっかく運んだ蒸気船が流されて激流に巻き込まれるシーンが、さらなる見せ場‼️デジタル技術もCGもなかった時代に、重量320トンの本物の船で実際に山を越えたヘルツォーク監督と、クラウス・キンスキー扮するフィツカラルドの姿が重なって戦慄させられる‼️ヘルツォーク監督も命がけの撮影だったんでしょうね‼️それだけにフィツカラルドが蒸気船の上でオペラを演じさせ、たった一つの椅子を甲板に置いて一人悠々と聴き入る、というラストがとても楽しいし、ホッとする‼️そんなフィツカラルドを見つめるクラウディア・カルディナーレの笑顔も素晴らしい‼️ホントに壮大なスペクタクル大作ですね‼️
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