「ジャッキーによる日本語の歌が2曲も聴ける!」ファースト・ミッション kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャッキーによる日本語の歌が2曲も聴ける!
前半は知的障害を持つ兄(サモハン)と刑事の弟シャンヤン(ジャッキー)の微笑ましいほどの人情劇。30近い兄は小学生以下の知能しか持たないことに、時としていらだち、切れそうになることもしばしば。だけど、いつも庇ってばかりもいられない。子供の頃からの夢だった船員になることが叶いそうになったのだ。そうなったら恋人ジェニーに兄貴の世話をまかせ・・・などと、仲間からも揶揄されるジャッキー。やっぱり兄貴の傍にいてやらなきゃ・・・と迷いを隠せないのだ。前半は泣ける。
警察が追っていた宝石強盗団の一人が逃亡し、遊んでいたデブゴンと子供たちが宝石の入ったバッグを拾ってしまい、ついには強盗団に捕まってしまう。その兄を出頭させるためジャッキーと仲間の刑事たちが強盗団のアジトに殴り込みをかけるのだった。ジャッキーのノースタントより、他の俳優の方が派手なことしてた印象が残る。
後半のストーリーはかなり無理があったし、アクションシーンも、ジャッキーが銃を使って強盗団を殺しまくるといった残虐な描写が多い。警察の追っ手も振り切る粗暴ぶりもあったことから、ジャッキーと仲間たちは逮捕され刑務所に入れられる。終盤はその刑務所生活と、恋人ジェニーとデブゴンが仲良く遊んでるシーンをBGMオンリーで映し出す。
松竹が出資しているためか、日本語の歌といい、残虐シーンといい、かなりカルト的作品と言えるんじゃないでしょうか・・・あと、妙にひっかるのがジャッキーの愛車三菱ミラージュを犯人側に運転させてアジトに到着って点。
MAKO様
ご教授賜りありがとうございます!
なるほど、ユンピョウがアクション監督だったのですね~
ジャッキーの体調が悪かったのかと思っちゃいました。
今後もジャッキー作品は見続けていきたいと思います♪
「チャイナ·ブルー」と「東京サタデーナイト」ですね。
この作品はアクション監督がジャッキーではなくチラッと出てたユンピョウなので、いつものジャッキーアクションとは毛色の違う作品になっちゃたんでしょうね。