劇場公開日 1996年12月28日

「今こそあらためて鑑賞すべき、ヒューマン映画」評決のとき keiichiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0今こそあらためて鑑賞すべき、ヒューマン映画

2024年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

人種差別がテーマの法廷ストーリー。

不屈の精神で立ち向かう、弁護士の生き様を演じる主役はマシュー。
リンカーン弁護士から知った為、鑑賞中の既視感が若かりしマシューと気づいた時は、嬉しい驚きでした。

相変わらずの演技もさることながら、惚れてしまうぐらいかっこいいし、所作が艶っぽい!

そして、出演している俳優陣が豪華!
サンドラブロック、サミュエルLジャクソン、ケビンスペイシー...など。

久々にケビンスペイシーが出演している映画を鑑賞したが、相変わらずポーカーフェイスの演技派。
特に本作では、違和感なく笑顔で様々な感情を表現されており、主役を引き立てる絶妙な役柄だった。

ただストーリーは、人種差別をベースに、事件発生と収束の繰り返しが淡々と展開していくので、展開の抑揚を俳優陣で賄っているように感じた。

若かりし俳優達を観る価値は大いにあると思うが、ストーリー展開がどこか物足りなく、2時間30分は少し長いと感じるかも。

keiichi