「アメリカと言う国の話」評決のとき 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカと言う国の話
ブラックライヴズマターが叫ばれている中、
24年前に作られたこの作品を観て
アメリカが何も変わってないと言うか、
根本的にはこう言う国で、
全く一つになっておらず分断されてるのだなと思いました。
今となってはケビンスペイシーが相手方と言うのも
憎たらしい。
マシューマコノヒーや撃たれた警察官が至極真っ当、
黒人も人間として接するのが当たり前のように
思えるのだけど、異物のように感じるのが怖い。
とにかく黒人に対する白人が基本的に酷く、
KKKなんかは悪魔のようである。
掲げられた「GOD IS WHITE」は白人の本質のように
思った。
父親の報復は気持ちは分かるし、
最終的には人種じゃなく、あなた自身ならどうするか?
と言う問いで、マシューマコノヒーの演説は胸を打つ
素晴らしいものだったけど、
それでもあの裁定はおかしい気がしました。
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