白夜の陰獣

劇場公開日:

解説

ジョン・エルダーの脚本を、ドン・シャープが監督した帝政ロシア時代の怪僧ラスプーチンの物語。撮影は「凶人ドラキュラ」のマイケル・リード、音楽はドン・バンクスが担当した。出演は「凶人ドラキュラ」のコンビ、クリストファー・リーとバーバラ・シェリーほか。製作はアンソニー・ネルソン・キース。

1965年製作/イギリス
原題または英題:Rsputin, The Mad Monk
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1966年6月30日

ストーリー

帝政ロシア時代、ある片田舎でラスプーチン(C・リー)と名乗る怪僧が、不思議なまじないの力で瀕死の女の命を助けた。彼はこの神通力を大いに利用したいと修道院の院長に語ったが、逆に邪道と見なされ、破門されてしまった。その後ラスプーチンは首府ペテルスブルグに乗り込み、医師ツアーゴを部下にした。そして宮廷の侍女ソニア(B・シェリー)を自分のものにすると、彼女を手先に使って、皇太子に故意に傷を負わせまじないの力でなおしてみせた。この功により、皇后にとり入った彼は、政治にさえ干渉するようになり、一方、侍女たちにも次々と手を出し、そのあげくソニアをすてた。ラスプーチンの横暴を憎む、ソニアの兄ペーターとその友人のイワンは、ツアーゴの協力を得て、イワンの美しい妹バネッサをおとりにして復讐を企てた。その頃ソニアは自害していた。バネッサの魅力におびきよせられたラスプーチンは、毒酒を飲まされたが、それでは往生せず、医師ツアーゴをナイフで刺殺し、イワンに立ち向ったが、運つきて二階の窓から地面に転落して息絶えた。

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