「名作と名画」ひまわり(1970) 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
名作と名画
ヘンリー・マッシーニのテーマ曲の何と美しい旋律、そして、戦争による悲しい離別の物語が心に染みてきます。鼻っ柱の強い美貌のジョバンナ(ソフィア・ローレン)といかにもな伊達男アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)の名演に目が釘付けになりました。若いロシア人美女マーシャ(リュドミラ・サベーリエワ)がアントニオを助けたのもやっぱり美男だったからかな、モテる男も大変だよなあなどと思いながら、観賞しました(笑)。物語と直接的な関係はないひまわりの風景がタイトルにもなっていて、そこに名曲の旋律が重なり合い、名作ならではの風格を感じました。
赤ヒゲさま
コメントありがとうございます🙂
もしかしたら、何か共感できないレビューでしたか!?(笑)🤭
最近の戦争映画の大ヒットと言えば、『あの花が咲く丘で、また君と出会えたら。』のラノベ、『この世界の片隅に』のほっこり、『永遠の0』のVFX…🙄
『鬼滅の刃』でさえPG12なので、『火垂るの墓』のリアルな描写は、現在のレイティングやポリコレなら、どうなるのだろうと思います🫢
1988年の公開は『となりのトトロ』と2本立てだったので、想像もしなかった映画を観たショックで席から立てなくなってしまった子どもが、私を含めてたくさんいました🥹
レビューに書いてる方が何人もいますが、『火垂るの墓』で兄妹が餓死したのは「清太の自己責任」、そして「一度は観てほしい。二度は観たくない。」😗
ウクライナやガザの子どもたちの戦禍の報道を知りながら、「自己責任」という言葉が出てくるのは、つくづく日本は「平和な島国」だと思い知らされます🥺
「(映画の登場人物が)どうすればよかったのか」ではなく、「(映画を観た私たちが)どうすればいいのか」を考える、戦争映画はそのためにあると思います🤔
でも戦争映画の入口のハードルは低く広く、伝えること、忘れないこと、それでいいと思っています。そう考えて、8月15日にレビューを投稿しました🫡
※長文コメント失礼しました。
赤ヒゲさま
コメントありがとうございます🙂
偶然ですが8月15日の今夜、『ひまわり』の地上波放送があり、『火垂るの墓』と2本続けて再鑑賞しました😙
8月15日にレビューを残しておきたくなり、自分史上初の1日2本レビューアップしました!
と言っても『ひまわり』は、赤ヒゲさん宛のコメントに付け足しです🤭
ひな様
コメント、ありがとうございます。
>品種改良された「ゴッホのひまわり」や「モネのひまわり」という名前の、名画ソックリの小さなカワイイ花が楽しみです🙂
そんな名前のひまわりがあるんですね。ゴッホのひまわり、本物は高くて買えないですよね(笑)。
>ロシアのウクライナ侵攻が始まってから、映画のひまわり畑が実際にあることを知りました。3年半が経った今、あのひまわり畑はどうなっているのでしょうか…🤔
あのひまわり畑はウクライナなんですよね。油を採るためでしょうか。戦争とは真逆の明るく晴れ晴れとした光景ゆえに、戦争の哀しさが際立って感じられました。テーマ曲が素晴らし過ぎますし!
>戦争をテーマにした映画に触れる機会の多い季節なので、真面目にコメント書いてみましたが、こういう(笑)って、邦画の戦争映画の美男美女には感じないですよね…
そうかもしれませんね。なぜでしょうね?
赤ヒゲでした。
赤ヒゲさま🌻
毎年夏になると、お花屋さんの店頭にひまわりが並びます。品種改良された「ゴッホのひまわり」や「モネのひまわり」という名前の、名画ソックリの小さなカワイイ花が楽しみです🙂
映画の『ひまわり』は、いつどこで観たかよく憶えてないのですが、どこまでも広がるひまわり畑、ソフィア・ローレンの表情、そして美し過ぎる音楽が、切なく悲しかった記憶があります🥲
NHKの「映像の世紀 バタフライ・エフェクト」で、ウクライナが独ソ戦の戦場になり、何度も何度も街を破壊されていたことを知りました🫢
ロシアのウクライナ侵攻が始まってから、映画のひまわり畑が実際にあることを知りました。3年半が経った今、あのひまわり畑はどうなっているのでしょうか…🤔
>若いロシア人美女マーシャがアントニオを助けたのもやっぱり美男だったからかな、モテる男も大変だよなあなどと思いながら、観賞しました(笑)。
戦争をテーマにした映画に触れる機会の多い季節なので、真面目にコメント書いてみましたが、こういう(笑)って、邦画の戦争映画の美男美女には感じないですよね…🤭
ノーキッキング様
コメント、ありがとうございます。
主演のお二人の演技、表情が流石ですよね。アントニオの記憶がいつの時点まで失われていたのかよくわかりませんでしたが、あのシーンはインパクトがありました。戦争さえなければ…、と思わせる名作でした。
赤ヒゲでした。