「サーカーてこの当時からすごい人気やってんなあ」ひまわり(1970) Elton Shinさんの映画レビュー(感想・評価)
サーカーてこの当時からすごい人気やってんなあ
登場人物は少ないけれどエキストラはメチャクチャ多い。
それだけに主人公の二人とアントニオを助けたマーシャが際立っていた。
物語の前半はあの有名な音楽が似合わないような展開だがエンディングを想定するような響きがもの悲しい物語を予感させる。
スターリンが死んでから探しに行ったのが遅かったのか、アントニオには新しい家族が・・・
戦争がなかったらと誰もが感じるだろうし逆に戦争があったから新しい人間関係も生まれる。
ただ、悲劇の上に成り立っているのだけれど。
アントニオを助けたマーシャはロシア人という設定だがウクライナ人だったのではないだろうか?
列車から見える向日葵畑の映像がぶれまくりで見づらかったがこれも演出だったのだろうか?
それとも手ぶれ補正機能がなかったのか?ちょっと気になった。
「ローレンは『ひまわり』撮影当時、配偶者のいた製作者カルロ・ポンティと交際をしており、劇中に出てくる赤ちゃんは、実際の2人の間に出来た子供ポンティJrである。2人は後に正式に結婚。」という記事を発見した。(小ネタです)
いずれにしても戦争はあかんということで在りロシアの人はこの映画を観て何を感じるのだろうか?
ウクライナの人だけでなくロシアの人にとっても毎日悲劇を生んでいるだろうから・・・
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