「リュドミラ・サベーリエワはオードリー・ヘプバーンに似ている。」ひまわり(1970) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
リュドミラ・サベーリエワはオードリー・ヘプバーンに似ている。
中学2年の頃、『錦糸町楽天地』で『小さな恋のメロディ』と『ひまわり』の二本立てで見た。期待していなかったが、ガキのくせに泣けた。しかし、何でメロディとひまわりの二本立てなのかなぁ。
リュドミラ・サベーリエワはオードリー・ヘプバーンに似ている。『戦争と平和』を見ると分かる。僕はリュドミラ・サベーリエワの方が好きだけど、ボンダルチェクはオードリー・ヘプバーンに対抗して、リュドミラ・サベーリエワを起用したようにどうしても、考えてしまう。青い瞳はリュドミラ・サベーリエワだけのものだけど。
この頃、ソ連で撮影するのはまだまだ難しかった。しかし、ここまでロケできたのは、イタリア共産党のソ連に対する忖度あったのでは、と考える。
ヘンリー・マンシーニの曲赤の広場で流れる『search』って曲だそうだが、こちらの曲の方が良いと僕は思った。
今(2024年9月3日)はトスカーナのフィレンツェにいる。前日はローマにいたが、トスカーナ地方に入ると枯れかけた黄色い花が車窓を過ぎ去って行く。
『アレ?』と思った。『ひまわり』じゃないの?この映画のロケ地ウクライナまでではないが、トスカーナもひまわりの畑が一面に咲く畑がある。さて、演出家はウクライナの『ひまわり』に郷愁を感じ、二人に別の愛の決断を描きたかったんじゃないかと車窓を眺めてをつくづく思った。勿論、ミラノはトスカーナではない。しかし、最後の別れの場面はミラノ中央駅である。
2024年9月3日18時50分ミラノ中央駅に着く。『ひまわり』の最後場面だ。
鳥肌が立った。
こんばんは♪コメントありがとうございます😊
発想が凄いですね。私には、とても、と思いましたが、あのひまわりは見たいですね。夏に行けたらいいですね。あっ。まずは平和が来ないと。とこう日本では言ってられますが。
マサシさん、異国の地からコメントありがとうございます。
ヨーロッパを旅しながら映画を振り返る、今のヨーロッパの風景と記憶の映像が、時間と空間を超えてマサシさんの辿って来た充実した人生を鮮やかに映写しているようで、素晴らしいです。体調に御気を付けて下さいね。
早稲田松竹は、昔一寸スクリーンが観辛い印象が残っています。それでも当時観逃していた名作を求めて行きました。フィルムセンターが回数では最も多かったですが、ギンレイホール、飯田橋佳作座、大塚名画座、高田馬場パール座など、よく利用させて頂きました。映画を観た時の場所、時間、その時の自分の心情が記憶に刻まれる映画は、自分とって良い映画と言えますね。
え、もうやられちゃったんですか?
お気の毒に・・・。
携帯かタブレットから投稿されてるんですか?
良い経験かもしれませんが痛いですね。
これからも気をつけてくださいね。
ウクライナ、行ってみたいです。
早くロシアが負ければ良いのに、と願ってますが。難しいかなぁ。
ミラノ中央駅・・・昔ロンドンからパリを経由してトリノに入り、ミラノまで電車の旅をした事が有ります。
今日はミラノ泊まりですかね?
スリが多いので注意してくださいね。