ビバ!マリア

劇場公開日:

  • 予告編を見る
ビバ!マリア

解説

「死刑台のエレベーター」などの名匠ルイ・マルがブリジット・バルドーとジャンヌ・モローを主演に迎え、革命に揺れる20世紀初頭の中米を舞台に、同じマリアという名を持つ2人の女性の活躍をアクション映画や西部劇のパロディ満載で活写したコメディ。

アイルランドの刑務所で生まれたマリーは、アナーキストの父のもとで幼い頃からテロ活動を続けてきた。中米での作戦中に父を亡くし、ひとりで逃亡生活を始めた彼女は、ある旅芸人一座に遭遇。一座の花形である歌手マリアは、同じ名を持つコンビの相方を亡くしたばかりだった。一座はマリーをスペイン語式に「マリア」と呼んでペアを復活させ、2人はたちまち人気者となる。悪政に耐えかねた民衆の不満が高まるなか、一座は偶然にも革命軍を率いるフローレスと出会うが、やがてフローレスは銃弾に倒れてしまう。2人のマリアはフローレスの遺志を継ぎ、壮絶な戦いに身を投じていく。

「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」上映作品。

1965年製作/116分/フランス・イタリア合作
原題または英題:Viva Maria!
配給:キングレコード
劇場公開日:2024年9月13日

その他の公開日:1966年4月22日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3

(C)1965 Nouvelles Editions de Films NEF (France) / Vides (Italie)

映画レビュー

4.0JモローとBバルドーのバディもの

2023年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

 フランス人がウエスタン映画の制作に噛んでくるとこうなるのね、という感じ。
 セクシーな旅芸人の女二人が、さすらいのガンマンよろしく大型機関銃をぶっ放して悪人を成敗するラストは痛快だ。
 彼女たちはヒーロー。1965年の時点で女性がヒーローの映画ができてたのは知らなかった。さすがジャンヌ・ダルクの国。
 旅芸人の女優二人が客を沸かせる競争みたいなモードに入ってしまう演出、演技もいいし、元々は戦いなどに興味のなかったモローの演じる主人公の一人が恋に墜ち、いつの間にか立派な闘争集団のドンになる流れと、そこに手を貸すバルドーのベストバディの感じも楽しい。

 関係のないことだけど、日本のあのファビュラスな姉妹ユニットはこの二人をイメージしているような…

コメントする (0件)
共感した! 0件)
SpicaM

4.5こってりなマカロニよりもグルテンフリーになっている

2023年7月8日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 1件)
マサシ

3.0①初見の時は子供過ぎて「女」というものがわかっていなかったのだろう。

2022年4月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

①初見の時は子供過ぎて「女」というものがわかっていなかったのだろう。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
もーさん

4.0映画で遊ぶルイ・マルの女優讃歌

2020年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

中央アメリカの革命に活躍するふたりのマリアを主人公にしたルイ・マル監督の喜劇。ブリジット・バルドーとジャンヌ・モローの逞しい女の魅力が全編を覆う。ユーモアを解した映画タッチがどのシーンにも溢れ終始にこやかに鑑賞する。映画を知れば知るほど気楽に楽しめる秀作。

コメントする 1件)
共感した! 1件)
Gustav