劇場公開日 1998年11月21日

「ジェフ・ブリッジスが同姓同名の大富豪「ジェフリー・リボウスキ」と間違われてから端を発するトラブルの連鎖に巻き込まれる中年太りの男をコミカルに演じており新鮮。」ビッグ・リボウスキ 矢萩久登さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ジェフ・ブリッジスが同姓同名の大富豪「ジェフリー・リボウスキ」と間違われてから端を発するトラブルの連鎖に巻き込まれる中年太りの男をコミカルに演じており新鮮。

2025年5月4日
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鑑賞方法:映画館

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今年で開館50周年を迎えた目黒シネマさんのGW興行は『~ミッドナイトムービー セレクション VOL.1~』と題したアメリカのアートハウスシアターにおいて70年代を中心に深夜上映されたカルト映画を集めたプログラム。
本日最後3本目はコーエン兄弟制作・監督・脚本『ビッグ・リボウスキ』。

『ビッグ・リボウスキ』(1998年/115分)
コーエン兄弟が『ファーゴ』(1996)でアカデミー賞脚本賞を受賞後作品。
『タッカー』(1988)、『フィッシャー・キング』(1991)など二枚目俳優の印象深いジェフ・ブリッジスが二人組強盗に同姓同名の大富豪「ジェフリー・リボウスキ」と間違われてから端を発するトラブルの連鎖、富豪の妻の誘拐事件に巻き込まれる中年太りの男をコミカルに演じており、新鮮でしたね。
「コーエン組」と称されるスティーヴ・ブシェミ、ジョン・タトゥーロ、ジョン・グッドマンの常連俳優も出演。特にブリッジス、ジュエミ、グッドマンのボウリング仲間のシークエンスはゆるく、お互いの掛け合いがコミカルで良いですね。

矢萩久登
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