ピックアップ・アーティスト

劇場公開日:

解説

街角の“ピックアップ”で出会った男女の恋の行方を描く。製作はデイヴィッド・L・マックレオド、監督・脚本は「マッド・フィンガーズ」のジェームズ・トバック、撮影は「再会の街 ブライトライツ・ビッグシティ」のゴードン・ウィリス、音楽は「ア・マン・イン・ラブ」のジョルジュ・ドルリューが担当。出演は「この愛に生きて」のモリー・リングウォルド、ロバート・ダウニー・ジュニアほか。

1987年製作/アメリカ
原題または英題:The Pick-up Artist
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1989年3月11日

ストーリー

糖尿病のおばあちゃん(ミルドラレッド・ダノック)とふたり暮らしで家主からはアパートの家賃を請求されているジャック・ジェリコ(ロバート・ダウニー)は小学校の先生をしながら、ナンパのプロを自認している。ある日彼は、ディスコで見かけたランディ(モリー・リングウォルド)に心ときめかすが、町の顔役マイク(ブライアン・ハミル)も彼女に目をつけ、手下のアロンゾ(ハーヴェイ・カイテル)を通してしつこく迫っていた。ジャックは町で出会ったランディに接近していつものように口説き出した。そんなジャックに好意を抱いた彼女は、彼の車でドライブし、2人は体を重ねた。しかし、あまりの素晴らしさに有頂天になるジャックに対し、ランディはうって変わって冷たく彼に取りあおうとしない。ある日、ランディの家にやってきたジャックは、そこに現われたアロンゾ一味から彼女と同居している飲んだくれの男フラッシュ(デニス・ホッパー)が莫大な借金をしていることを知る。マイクと寝ることを条件に借金の帳消しを言い出すアロンゾに対し、ランディがアトランティック・シティのカジノに出かけたことを聞いてジャックは、親友のフィル(ダニー・アイエロ)とともにフラッシュを引きつれ彼女を追う。そこで借金のカタとしてフラッシュがアロンゾに捕まるが、彼がランディの父であることを知ったジャックは、全財産をすって落胆する彼女のために車を売ってルーレットに挑戦、見事大金を勝ち取り、ランディの借金を返済し、フラッシュを取り返す。しかし何となくわだかまりの消えないランディは、2人は水と油とジャックに心を許さない。数日後、彼女を諦める決心を固めたジャックのもとにランディが姿を現わした。お互い素直な心で、最初からやり直す決意の2人だった。

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映画レビュー

2.0ナンパも数打ちゃ当たる。

2018年12月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ナンパも数打ちゃ当たる。30人に声をかけて1人のペースなのか?さすがピックアップ(ナンパの)・アーチストだ。  とにかくランディ(リングウォルド)を朝からナンパして、車で一発済ませてしまう。さすがにセックスシーンは会話だけ。こんな簡単なインスタントセックスによって彼女に惚れたのかわからないが、名字や電話番号、勤め先を得たくなったジャックは生徒と連れて恐竜博物館へ。しかし、たった今セックスした中でも過去は過去と割りきるランディ。なんだかかなり順番が違うような映画だ。  とにかく明日までに2万5418ドルの金を用意しなければならない。ジャックも友達も金が無い。ランディは1人アトランティックシティのカジノでブラックジャックを・・・しかし、1万3千ドルを1手にかけるなんて!もっと真剣な演技をしてほしかった。そんなギャンブルなんて都合よくいくわけないね・・・

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kossy