劇場公開日 1963年7月23日

ピアニストを撃てのレビュー・感想・評価

全6件を表示

3.5思ったよりもソフトなノワール

2024年11月16日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
mitty

3.5【”シャルル・アズナブールって、俳優でもあったんだ!”高名なピアニストが、場末のカフェのピアニストになった訳。そしてギャングの抗争に巻き込まれていく、フィルムノワール。】

2024年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
NOBU

3.5女性陣がすてきな、小粋な映画

2024年6月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

シャンソン歌手のアズナヴールが主演ということで、当時は話題になり観客を集めたのだろうか。
作品の中では彼はモテすぎていた。女としてはそこにすこし違和感を感じる。でも、この映画はもともと男性向きかなと思うから、女の立場から細かい事は問わないでおきたいと思う。笑

全体的には娯楽的に観れる映画だけれど、人生を感じさせ、粋なユーモアもあり、洒落ていると思った。

何よりよかったのは、女性たちが皆うつくしく映し出されていたこと。それも彼女らは皆、姿かたちだけでなく、こころ根が美しい。彼女らには、それぞれ包容力や愛情がある。男の勝手な理想像が描かれていると言ってしまえばそれまでだけれど、彼女らは、女のわたしからみてもなかなか素敵で、見ていると心が洗われる気がして好感が持てるから、歓迎したい。そのステキな女たちを幸せにしてやれない男の、ジレンマと情けなさがなんとも言えない。
最初の通りすがりの男が結婚についてシャーリーに語る場面が、全体を通すと粋に思えてくる。誰でもできそうな平凡にみえることが、意外に実はなかなか難しいのだろうと思えてくる。

楽しめば良い映画だとおもう。
でもさりげなく人の世の本質が詰まっている。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
あま・おと

4.0トリュフォーの繊細なタッチに滲む映画愛

2020年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

トリュフォー監督の初期の佳作。恋愛ものとギャングものを一緒にして映画作りを楽しんでいるトリュフォー監督の趣向が、ヒッチコック監督に近いものを感じさせる。危うい登場人物と背景ながら、トリュフォータッチが映画通には堪らない味わい。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Gustav

4.0トリュフォーらしさ溢れるフィルムノワール

2018年12月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

シャルル・アズナヴール主演、本作主演時36歳
世界的な大シャンソン歌手にして映画俳優でもあった
その94歳での突然の死去は世界中を驚かせ、その葬儀はフランスの国葬として執り行われたほど
その歌は誰しも耳にしたことがあるはず
しかし本作ではピアニストとしての役であり、歌は歌うことはない
にしても主人公の虚無感を漂わせた風情を巧みに演じてみせる
主人公の兄のようにエキセントリックな性格で有名なアルメニア人の主人公がこのような虚無感を漂わせているところがみそであり、それを本人自身がアルメニア人移民の子である彼がそのギャップ感を見事に表現している

トリュフォー監督の長編第二作
フィルムノワールの娯楽作品を撮って映画業界で食っていく意志を表しながら、ヌーべルバーグの若々しい感覚で気概を示している

導入部の巧みな入り方
主人公が虚無感に支配されるにいたった原因の女性の記憶と現在の女性を、ベッドシーンで対比させる見せ方
現在の女性とのなれそめシーンでの触れるか触れないで手を繋ぐかどうか躊躇するシーン等々
トリュフォー監督らしさを様々なところで、フィルムノワールの娯楽作品でもしっかりだせることを証明してみせている

コメントする (0件)
共感した! 2件)
あき240

3.0ヌーベルバーグ

2018年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
kossy