パルプ・フィクションのレビュー・感想・評価
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何かが始まるようで始まらない
映画は2,3時間の中で起承転結まとめ上げるものであるという概念が覆された。 それぞれの登場人物ごとのストーリーに対して明快な最期を見せず、ただ、ストーリーとしては繋がっている。 途中途中出てくる尺が長めのサイドストーリーも本編に関係あるような無いような (そもそもどれがサイドストーリーなのかもよくわからない) こう書いてはいるが、この作品に対して決して否定的には思っていない。 クセのあるセリフ回し、スリルのある展開、カメラワーク、構成、恐らく同じ脚本でも監督が変われば駄作になったであろう。 自分の中では、紙一重の名作と呼びたい一作であった。
肩肘張らずに観るべし
会話のシーン中心で動きがあまりないと最初は感じましたが、徐々にはまっていく不思議な魅力のある映画です。時系列に沿っていない展開ですが、絡まった糸がほぐれていくようなストーリーは見事。あと「fuck」と言い過ぎ(笑)
全てがかっこいい映画(あなたの好みと合えば)
意味のないバラバラのプロットと意味のない会話、そしてその全てがカッコいい。 14歳の時にブルース・ウィリスが日本刀を~という某レンタルショップのシネマブックの説明に魅かれ、タランティーノが誰とも知らず観て衝撃を受けました。 とにかく訳がわからない、とりあえず汚い言葉使いまくりだな、昔の曲なのにめちゃくちゃカッコいいぞこれ、なんだこれ…!?と衝撃を受けました。 独創的な作り、会話はユーモラスに溢れていてメッセージ性のない映画。 90年代で最高の作品だと思います。 印象に残る食べ物がちょこちょこ出てきますが、私がいつも目玉焼きとソーセージ5本を添えたブルーベリーパンケーキが食べたくなります…!
全てが絶妙。気持ちいい映画です。
なにもわからなくてもなんだか気持ちよくなる、 いい気分で酔っ払っているような感覚になれる映画。 観るときは片手にアルコールをオススメします笑 アクション系やマフィア系の映画が苦手な人でも楽しめると思います。 テンポがよく、間が絶妙で、登場人物の掛け合いが巧妙。音楽もビジュアルも最高です。 人を殺したり助けたり逃亡したりfuckしたりされたり、または何かを信じる気持ちを授かったりしますが、あまり深刻ぶったところがない「パルプフィクション」なので気持ちよくなります。その配分が絶妙。天才。 これまでアクション映画をあまり観てこなかったのですが、今評判の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観ようと思い、この有名作に挑戦しました。本当に楽しかったです。映画って最高ですね。 ワンハリもとても楽しみです。
パルプフィクションというテーマパーク
個人評価:4.3 何度見ても骨太なカッコ良さにビンビンくる作品。 随所にある会話劇で、その人物像のディテールを見事に掘り下げ、より人間味のあるキャラクターに仕上げている。タランティーノ独特の演出で、各キャラクターが好きになっていく。 豪華俳優陣に当て書きをしたような、ピタリとハマった役柄で、どの人物も活き活きとしている。 ハードボイルドなストーリーに、奇抜な登場人物。それらが見事な世界観になっており、まるでパルプフィクションというテーマパークのような空間が出来上がっている。 ブルースブラザーズなどの作品のように、映画史に長く残る作品。
タランティーノの代名詞的な作品
好き嫌いは分かれるが、自分は好きなタランティーノ作品は多い。そして、2作目のこれで完成させている。 ポップで分かりやすく、それでいて飽きずにおしゃれな仕上がりに落とし込むって想像以上に難しいと思うが、それを極めてあっさりと仕上げているように見える。 久しぶりの鑑賞だったが、天才の作品であることを再確認した。
勧めてくれてありがとう!
友人に勧められ映画館(午前10時のやつ)で鑑賞。 鑑賞後、チーズバーガーとスプライトを食べて帰った。家に着き1人で音楽に合わせてツイストダンスを踊った。 アメリカが詰まった映画だなと高校生ながらに思った。
とにかく、面白い映画
くだらない作り話(読み捨て小説)を意味するタイトル。 初めて観たときは、襲撃を受けた。 面白さに思わず手を打つほどだった。 まだ、イニャリトゥの「アモーレス・ペロス」を知る数年前だった。 カンヌもこういう映画をパルム・ドールに選ぶんだ、という驚きもあった。 審査委員長はクリント・イーストウッドだった。 因みに、タランティーノが審査委員長を務めた時は「オールド・ボーイ」にグランプリ(審査員特別賞)を与えている。 登場人物はイカレた奴等ばかり。 その後のタランティーノの仕事結果を経験すると、もはや激しさはないが、あの当時は極めて刺激的な映画だった。 貫禄が出てきたトラボルタを踊らせたり、ブルース・ウィリスに日本刀を振らせたり、映画ファンの泣かせ所を押さえた心憎さ。
何回見ても面白い
TOHOシネマズの朝の名画で最近やっていたので、見に行こうと近所の東宝シネマズ新宿の席を予約しようとしたら、連日満員。ここの支配人はバカだな。もっと席数の多い部屋で上映しろよ!同時刻に上映してる閑古鳥が泣いている映画はいっぱいあるだろう、ボケ! そんなわけで、お家で見ましたが、やっぱりセリフが秀逸だな。
くだらない、なのにそこがいい。
3つの出来事が交差して繋がりを持つ作品、クスリ、銃声、ギャング映画としては少しパンチも薄い気がするが、ものすごいくだらない言い合いや f**kが反発する会話もなんとも面白い。 そもそもパルプ•フィクションって言う題名もくだらない話って意味だもんね。
色々忘れてたけど…やっぱり好き!
ユマ・サーマンが、四角四面?ってやるとこを妙に覚えていたけど…あとは、もう全部、初めて観たかのようなドキドキが。 最高に好き。ユマサーマンのブラウス最高。ツイスト最高。ブラジャー最高。着替えたTシャツ最高。戸田奈津子さんもありがとうございます‼
みたーー!!!!
早起きの機運が高まっておりこれは明日いけるな!と思って前日にチケット買った!奇跡的に普通に起きられた!(午前10時に映画館に到着するのが不可能に近いため大体チケットを予約しても寝坊してしまう) 生まれつき病的に血が苦手なので生まれてこのかたタランティーノだけは避けてきたんだけど、この映画クソほど面白い クソほど面白い、って粗暴な褒め言葉がこんなに似合う映画なくない?本当に見てよかった 今より前に見てたら「グロい、残酷、無理、思想を感じない、苦手」ってなって更にタランティーノを避け続ける人生になったと思う 名作(と言われる映画)、観てピンとこないなんてよくあることだけど、時代の洗礼を受けて時を超えて多くの人から支持されるのにはそれなりの理由が絶対ある。自分は自分の人生自分の年齢までしか生きていないのだから、今見てピンと来なかったとしても判断を急ぐべきではない、分かるタイミングがかならずいつか来る、ということを思った。 タランティーノ自体はしらんけどこの映画は本当にクソ面白すぎてヤバイ 何が面白いってクソほど意味がないところ!意味がないのになんでこんなに面白くできるの?!天才すぎる キャロル以来ひさびさに「こんな面白い映画を作り出す人が世の中にいるなんて…」と思ってエンドロールで涙出た クソ面白すぎる
3度目の鑑賞。 最初観た時は、⁈と思って内容もすぐに忘れてしまいま...
3度目の鑑賞。 最初観た時は、⁈と思って内容もすぐに忘れてしまいましたが、2度目にこれは面白い!となり、今回初めて映画館で鑑賞出来ました。 ストーリーはどうでもいいけど、なんかクセになる映画ですよね。 年齢層の高い午前十時の映画祭のお客様には刺激が強過ぎるような気がします。。
シッポの先までタランティーノ
タランティーノ、好きかな、鯛焼き。もう、隅から隅までタランティーノ。皆んなよく喋るし喚くし。そもそも台詞量が容赦なく多いし、地味に長いワンカット。これでもかの詰まり具合だから、食い方によってはもたれます。 「安い話」の登場人物は、揃いも揃ってパープリンの鳥頭。確率論上も、合理性でも、逆手を打って問題を大きくします、掃除屋ウルフを除き。 形見の時計をハノイから持ち帰ってきたのがクリストファー・ウォーケンとか泣かせるし、サミュエル・L・ジャクソンの髪にはおったまげた。 結局、何の話なのかは良く分からないんだけど、聖書に語らせる物語りじゃ無いよなぁ。脳味噌ツルリンな人物が織りなす、先読み不能なマフィアストーリー、ファビアンだけは無事であります様に!の願いが叶って良かった。 午前十時の映画祭にて。
1994年ベストムービー!
『午前10時の映画祭』にて鑑賞。 マスターピース!(笑) ただただ最高な映画! *朝も早よから劇場は満杯でした…みんなタランティーノが観たいのねっ!(笑)
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