パルプ・フィクションのレビュー・感想・評価
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終始かっこいい
今更鑑賞してみた
タランティーノ故のタランティーノ作品
アカデミー脚本賞を受賞した、鬼才タランティーノによる、タランティーノらしさが全編に渡って染み込んだドタバタ・アクション。まずは、あのギターのテーマ曲を聴くだけで、胸が躍る。
とにかく、内容については、訳わかんない,というのが正直な感想。登場人物も入れ替わり立ち替わり、凄い面々が顔を出し、ストーリーが有るようで、無いようで…。時系列もバラバラ。後になって「あー、そういうこと」というシーンが映し出されて、初めて納得。
至るとこに、血生臭い殺し合いも盛り込まれているのに、何故か、そこで、笑ってしまうようなシチュエーシ。しかし、しっかりと印象に残るという不思議さ。そこが、タランティーノ作品たるところ。次第にストーリーに引き込まれて、観終わったときには、面白かったと思える作品。
ストーリーは、大きく3つからなる。
1つ目は、ジョン・トラボルタを中心に、ボスの情婦役のユマ・サーマンとの、麻薬絡みのデート。
2つ目は、ボクサー役のブルース・ウィルスが、八百長で負けるはずだった試合に勝ってしまい、マフィア役のヴィング・レイムスとの格闘劇。
3つ目が、タランティーノ自身も出演し、トラボルタの相棒のサミュエル・ジャクソンと、謝って車の中で殺してしまったチンピラの死体処分を、ハーヴェイ・カイテルに依頼。
そして、それらのストーリーが、巡り巡って、最初のシーンへと繋がって、収束していく。本作では、映像と共に、舞台演劇のような台詞回しや言葉のやり取りが絶妙で、コメディ色を醸し出しているのが、タランティーノらしさなのだろう。
タランティーノ作品はカッコいい.信仰のこととか社会の問題のこととか...
正にタイトル通り
映画の新しいフォーマットを確立した革命作
20年以上ぶりに観返したが、今となっては目新しいものではないかもしれない。
だが斎藤工が「『パルプ・フィクション』前と後がある」と言っていたが、まさに映画界に革命を起こした作品であることは間違いない。
主人公というものを限定せず、並列で存在する登場人物たちのそれぞれのエピソードが巧みに絡み合ってくる展開。
時間軸をずらして伏線を散りばめラストに向けて回収していく構成。
同じストーリーを追うのでも、観る者の受け取り方や感じ方が変わるマジックである。
群像劇やオムニバス(グランドホテル形式)といったスタイルを世に知らしめ、その後のスタンダードを生み出した作品である。
いま観ると正直中身はないようなやりとりが続く。一見退屈に感じてしまう人もいるだろう。
でもその会話劇がなんともウィットに富んでクールなのだ。音楽や演出もかっこよく、その時代のカルチャーもつくり出している。
死ぬまでに必ず観たい一本の映画史に刻まれる傑作。
30位/444 2021.06.02現在
中学生三年生の時に観て
衝撃的でした。
すでに映画好きだったけど
ガチで好きになるきっかけの映画。
当時ベスト3でした。
他は羊たちの沈黙とセブン。
ただ、羊とセブンは上位のままだけど
これは観る度に順位が下がる。
いや、面白いよ!
おしゃれだしさ
音楽も最高にかっこいい!
他の映画だと
良くても主題歌➕2、3曲だけど
この映画は全音楽かっこいい!
なんだけど1番最近は
去年観たんだけど
多分人生で10回目くらい?
全10回フルで観たわけじゃ無いけど
観終わって、あれ
これ、何が面白かったんだろ?
って、思ってしまった。
しかも途中眠くなってしまった。
出てる人、みんなカッコいいけどね。
中学生の童貞少年には
ゲイの警官のシーンは衝撃が過ぎる!
ユマサーマンの注射のシーンも
相当痛いシーン!
自分はグロいシーンとか平気だけど
このシーンは、かなり観てても痛い!
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてくださいあ
(RG風)
パルプフィクションのあるある言いたい♫
パルプフィクションのあるある早く言いたい♬
パルプフィクションのあるある今から言うよ♪
チーズバーガー食べたくなりがち♩
薬には手を出さないって思いがち♩
車が座席になってる店に行きたい
って思いがち♩
車の死体はこう処理するのかぁ
って感心しがち♩
実践する時は絶対ないけど。
パルプフィクションのポスター貼れば
店おしゃれに見えるでしょ?
って思いがち♩
私の居酒屋には貼ってあります。
↑安易なバカ店長
自分ってまともだって思いがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在ま
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→中学生
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅VHS
鑑賞回数→フルは5回ほど。
記憶度→98%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→30位/444
洋画部門→25位/369
サントラかっこいい曲多い部門→1位
2位はブレアウィッチプロジェクト
名作と言われる理由はなんとなくわかる
目の肥えた人には面白いのかも…
なぜか見逃していた超名作
全映画ファン延髄のオマージュの宝庫
異なる時間軸で交錯する3つのストーリーを描いたクエンティンタランティーノ監督長編2作目にして以降の彼のキャリアを決定付けた作品。
順行通りでないややこしい作品構成、ありそうでなさそうなストーリー、ハッピーなのかバッドなのかよくわからないラストなど一見すると「よくわからない」という感想がこれほどあてはまる作品もないと思える内容。
しかしその「よくわからない」話の展開や「意味のない」会話や台詞回しの連続が段々クセになっていき、さらには随所に描かれる様々な映画やドラマでオマージュされたり、パロディ化されたりした元ネタシーンに気づくことで、映画好きにはたまらないまさにスルメ映画として何度も楽しむことのできるクエンティンタランティーノの映画愛とオタクぶりが爆発した初期の名作といえる。
前作にして処女作の『レザボアドッグス』の冒頭ではマドンナの『Like A Virgin』が巨根の歌であるだとかチップを出す出さないなどの強盗前の集団とは思えないほど全く緊張感のない「無駄話」を繰り広げていたが、今作ではアメリカとヨーロッパではハンバーガーの呼び方が違うだのツイストコンテストに出場してトロフィーを獲得するだの先代が尻の穴に入れてまで隠し通した金時計の話など全くストーリーに必要のない「無駄話」が随所に登場し、以降のタランティーノ作品の特徴とも言える「無駄話」の会話劇の手法が確立された内容に仕上がっている。
154分もの長尺の中でアクションシーンや劇的な展開が起こるわけではない為、好き嫌いは出るとは思うが、こういった作風で四半世紀以上の時が経ってなお定番の一本と位置付けられている辺り、シネフィル達が語らずにはいられない魅力に溢れている作品なのだと思う。
まだ駆け出しのサミュエル叔父貴の気合いが入り過ぎて少し過剰に思える演技や一見ダサいが時代もあってかどこかクールに見えて、四半世紀の時を経てやはりダサいのではないかと思えてくるミアとヴィンセントのツイストダンスなどに是非注目してもらいたい笑。
最後に『シャイニング』や『タクシードライバー』級にオマージュやパロディの元ネタとなっている作品なので、影響を受けたであろう作品を羅列しておきたい笑。
だいぶ忘れてしまったのも多くてうろ覚えだと思うが、少しずつこれらを増やしていくのも今後の楽しみである。
◎ツイストダンス
・ドラマ『共演NG』のOPで中井貴一と鈴木京香が踊る
・indeedのCMで斎藤工と泉里香が踊る
◎クーンツ大佐からの金時計
・『キングスマン』の冒頭でハリーから父の形見を渡される幼きエグジー
2015年05月09日(土)1回目
2019年08月13日(火)2回目 U-NEXT
名作
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