パルプ・フィクションのレビュー・感想・評価
全192件中、61~80件目を表示
リバイバル上映で鑑賞
「タランティーノ60歳の生誕祭」っつー、よく分からん理由でのリバイバル上映で鑑賞(じゃあ来年は61歳の記念でまたなんかやって)。 映画館で見るのは初めて。見るのもすごい久しぶり。 でも意外と全編通して覚えてたなぁ。地下に変態が住んでるのは、久々に思い出したけど。 何にしてもありがたやありがたや。 昔見てた時はもう「かーっちょいー。いかしてるー」って感触ばかりでしたが、久々に見たら記憶してたよりすっごいおバカ映画でした。ダンスシーンも思ってたより全然馬鹿シーン。昔はなんかかっこいいシーンだと思ってだんだけど、勘違いでしたわ。 タランティーノの迷惑顔が、すっごい迷惑そうでいい。Lジャクソン、めっちゃ喋る。ブッチの彼女、クソ可愛い。パンツ見えてたし。 記憶していたより、中身がなくもなかったし、面白かった。
上手くクズ野郎の世界を見事に三回転させていた
クズにはクズの正論倫理がありカッコよく見えるがその手段は犯罪の塊だから困りものである。 そんな世界を賛助しに監督自身が出演するのだから彼はもう病気だなぁ それにしても今日は満席だった。 そんな病人が多いということか? クエンティン・タランティーノが「レザボア・ドッグス」に続いて手がけた監督第2作で、 1930~40年代のアメリカで流行した大衆向け雑誌の犯罪小説(=パルプ・フィクション)をモチーフに、 3つのエピソードが交錯する斬新なスタイルで描いたクライムドラマ。 第47回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール、第67回アカデミー賞で脚本賞を受賞。
心悪しき暴虐者
「あんたって...コレ?(四角四面)」 クソッタレめ...なんだこのトんだ蝋人形館は? 12年ほど前に序盤1/4くらいまでTV放送で観たものの、途中で用事が入って中断してそのままほったらかしていた。 その時の記憶と「時系列がバラバラ」という情報だけを入れて観に行ったが、全然混乱することなく腹落ちできたのは見事としか言いようがない。 しかし人間、レンタルビデオに埋もれるとこういう映画を拵えてしまうんですね...全部は分からなかったけれど、「お前絶対このシーンよその作品から引っ張ってきたろう?」という場面が随所に見受けられました。 でもやっぱり好きなのはツイストのシーン。これも「8 1/2」(1963)の引用なわけだけれど、私のような真似真似星人からすると格好の材料なんですよ。 それとブルース・ウィリスがいかにクロスドミナントであるかが堪能できました(「ダイ・ハード」シリーズで誰もがブルースに抱く違和感がここでも出てきます)。 めちゃめちゃ面白かったです。 ※この作品でなぜか印象深いのが、マクドナルドの「クォーターパウンダー・チーズ」。この商品が日本で出回ったのは今から15年前くらいのことだったので、12年前にTV放送で観た際には旧来の字幕で「1/4ポンドバーガー」という表記がされていたのが妙に印象に残っていました。あれから12年、残念ながら商品自体は日本国内で廃番になりましたが、みじかくも美しく燃え、名前は定着したので、今回の上映では「クォーターパウンダー」に直されていました。 つーかダラダラと感想書き過ぎ。 そろそろ行こうぜ? ああ...そうしよう。
HONDA
タランティーノ生誕祭で再上映していたので鑑賞 車のメーカー名まで明確に台詞にした後、その車でひとをひいて、大破させるのは、もう今ではできないだろう(笑) 内容に関しては今更あれこれ書かないが、映画館のスクリーンでブルース・ウィリスを見れるのは最後かもと思いながら約3時間を過ごした Say something.
魅力に溢れた“安っぽい話”
タランティーノ監督の出世作。 短いストーリー毎に分けられ、1つのマフィア内で起こる一連の騒動を色々な視点から描く。 世界感とキャラ設定、ファッションや音楽、更には背景の小物に至るまで全てがオリジナリティに溢れ、異色ながら見所と魅力に満ちた快作。 非常に豪華な出演陣に目を奪われがちですが、様々な楽しみ方がある映画です。 各要所に出てくる食べ物も魅力的でお腹が空くし、台詞1つとっても一見無駄話に思えるようで凄く考え深い。 好きなエピソードから見るも良し。ダンスシーンを繰返し楽しむも良し。 監督の自由な構想から生まれた、見る側に楽しみ方の自由を与えてくれる作品。 ただ話の繋がりが読みにくく終わり方もあっさりしている為、映画として「これでいいのか!?」と感じてしまう人もいるかもしれません。
ハイコンテクストな会話劇
タランティーノ作品観るのはワンスアポンアタイム…以来。ほぼ満席なところからも、この作品が根強く人気なのがわかる。 ひたすら汚い言葉の嵐で、かっこよくドンパチする。 尖ってはいるし訳がわからないわからない映画であるが、(きっと)かっこよくて痺れる映画なんだろう。 痺れるためにはどういう経験が必要なんだろうか。 会話が長すぎかつ、同じ調子なので、正直飽きてはしまう。いろんな作品に影響をうけ、影響を与えている印象はうける。 2023年劇場鑑賞26本目
何とも、お行儀が悪いが⇒傑作
オムニバス作品の様に幾つかのエピソードで構成されているが、その時間軸がバラバラで有るにすもかかわらず、混乱すること無くラストにはそれらのストーリーの流が、関係が解りやすい。 クエンティン、2作目なのにギャラなしでも出たいと集まった面々が・・この顔ぶれ、彼の才能の強烈さが伺え知れる作品。 台詞が、小物がエピソードを、繋げて行く辺りも、何度も鑑賞ほを楽しめる魅力だろうか? オールキャストの少々ロマンチックでユーモア有りだが、行儀の悪い残酷さと抜群の劇中選曲! 台詞の多い事、ウディ・アレン作品並みの量❗ 製作者の映画好きさが十分ににじみ出ている作品では無いだろうか? 「大人向け映画⁉️」
くだらなさがめちゃくちゃ良い!
3年ほど前に1度視聴しましたが、その時に面白さに衝撃を受けてブルーレイを買ってしまいました。今回は久しぶりに動画配信サービスで視聴しました。 やっぱりこのくだらなさが良いですよね。世界を巻き込むようななにかが起こるというわけでもないのですが、それぞれのキャラクターにとってはしっかりとなにかしらが起こる。しかも、それがくだらない理由というか「そんなことばっかやってるからだよ」みたいなことで起こる。 また、会話も中身があるようなないような。それなのに飽きずに見られて、単純に面白い。カメラワークもちょくちょくカッコいいですよね。 今後も何回も見る作品だと思います。
チンケなものにこそ
取るに足りない物語をしっかりした足腰であくまで大衆向けに痛快に映画にしてみせる、なるほどどうしても楽しい作品でした。 のちのタランティーノ作品を知ったあとに観るとよりこの映画の楽しみ方がわかるよね。 観たあとになーーんにも残らない、って感想が最高の褒め言葉。
パルプフィクション
『パルプフィクション』=安っぽい映画という意味でしたが、ストーリー性はそんなになく忘れやすい内容なので、確かに安っぽいかもしれません。 しかし、3つの違うエピソードが実は繋がっていたという伏線や時系列で見せ方を工夫していたのがすごい映画だと思いました。
終始かっこいい
久しぶりに見直した。 あのオープニングクレジットへの入り方が何度見てもイイですね。 印象的なシーンがたくさんあって一度見たら忘れられない映画です。(テーマはよくわからなかったけど、、) 何よりテンポの良いセリフ回しのセンスが最高。タランティーノ自身も出ていておおっ!となりました。 また絶対見たくなるだろうなあ。
今更鑑賞してみた
以前から評判は聞いてた名作だったので、たまたまHuluで観れるということで鑑賞することに。とにかく出てくるキャラがみんな不良笑 ユマ・サーマンの出番あれだけ? もっと重要人物なのかと思ったのだが😅 タランティーノ監督の癖ありまくりの作品でした。
タランティーノ故のタランティーノ作品
アカデミー脚本賞を受賞した、鬼才タランティーノによる、タランティーノらしさが全編に渡って染み込んだドタバタ・アクション。まずは、あのギターのテーマ曲を聴くだけで、胸が躍る。 とにかく、内容については、訳わかんない,というのが正直な感想。登場人物も入れ替わり立ち替わり、凄い面々が顔を出し、ストーリーが有るようで、無いようで…。時系列もバラバラ。後になって「あー、そういうこと」というシーンが映し出されて、初めて納得。 至るとこに、血生臭い殺し合いも盛り込まれているのに、何故か、そこで、笑ってしまうようなシチュエーシ。しかし、しっかりと印象に残るという不思議さ。そこが、タランティーノ作品たるところ。次第にストーリーに引き込まれて、観終わったときには、面白かったと思える作品。 ストーリーは、大きく3つからなる。 1つ目は、ジョン・トラボルタを中心に、ボスの情婦役のユマ・サーマンとの、麻薬絡みのデート。 2つ目は、ボクサー役のブルース・ウィルスが、八百長で負けるはずだった試合に勝ってしまい、マフィア役のヴィング・レイムスとの格闘劇。 3つ目が、タランティーノ自身も出演し、トラボルタの相棒のサミュエル・ジャクソンと、謝って車の中で殺してしまったチンピラの死体処分を、ハーヴェイ・カイテルに依頼。 そして、それらのストーリーが、巡り巡って、最初のシーンへと繋がって、収束していく。本作では、映像と共に、舞台演劇のような台詞回しや言葉のやり取りが絶妙で、コメディ色を醸し出しているのが、タランティーノらしさなのだろう。
タランティーノ作品はカッコいい.信仰のこととか社会の問題のこととか...
タランティーノ作品はカッコいい.信仰のこととか社会の問題のこととかちらちらと見え隠れしていることはあるけれど,そんなことは抜きにして有無を言わさぬかっこよさがある.音楽や映像やキャラクターの魅力であるし,それ以外にも多分ある.気楽に見れて楽しい映画なのでいいっすね.雑な感想になってしまった.
全192件中、61~80件目を表示