劇場公開日 1966年12月21日

「小説の方がいいと思います。」パリは燃えているか 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0小説の方がいいと思います。

2022年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ナチスドイツ末期、敗戦濃厚の中ヒトラーはパリ現地将軍コルティッツに

パリの破壊を命じる。しかし、破壊されることなくパリは連合国軍により

解放される。

小説では、一般パリ市民が、解放後、ドイツ兵やそれと親しかったものたちを

暴行、虐殺したのがもっとも印象に残った。心臓を抉られたドイツ兵もいた。

映画では、解放、歓喜だけなので、小説をお勧めします。

それにしても、アメリカとフランスの有名俳優が多数出てきたのが驚きだった。

余談ですが、この映画と同名の音楽があり、NHK映像の世紀で長く使われてますが、

いい曲ですよね。

藤崎敬太