劇場公開日 1956年2月8日

「異色のようでこれもヒッチコックの代表作のひとつにいれるべき作品かも知れない」ハリーの災難 あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0異色のようでこれもヒッチコックの代表作のひとつにいれるべき作品かも知れない

2019年2月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

本作は特にそのユーモアとウイットに焦点を当てて中心に据えた作品で、その点で他の作品とは毛色が異なる
しかしこれもヒッチコック映画の特徴をなす柱であるのだから観てないとファンとは名乗れない

基本、舞台劇にこそ合う物語だ
ビスタビジョンのワイドなカラー映像には無駄に広く美しくもったいない
なのでヒッチコックは村の林の秋の紅葉を雄大に美しく撮って見せているがそれは大人の事情
映画の内容は白黒の従来サイズで十分なものなのだ

大女優シャーリー・マクレーンは本作ごデビューで確かな存在感を示している

バーナード・ハーマンがヒッチコックに初めて音楽を提供した作品でもある

異色のようでこれもヒッチコックの代表作のひとつにいれるべき作品かも知れない

あき240