劇場公開日 2021年3月5日

「おかしな行動と偏った裁判なのかな」異邦人 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5おかしな行動と偏った裁判なのかな

2021年6月22日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

寝られる

第2次世界大戦前のフランス領アルジェで働いているムルソーのもとに母の死の知らせが届いた。養老院に着いたムルソーは、柩を開けず遺体の確認もせず、葬儀で涙も流さなかった。そして翌日、元同僚の女性と海水浴に行き、喜劇映画を観て、夜を共にした。その後、トラブルに巻き込まれたムルソーは友人から預かっていた拳銃でアラブ人を射殺してしまった。太陽がまぶしかった、という事以外、ムルソー自身も理由が分からなかった。裁判では、非人道的で不道徳だと非難され、母の死後の様子なども検察官から追及され、陪審員から死刑を宣告されたという話。
2021年3月に復元されたイタリア語オリジナル復元版だったが、フランス語圏での話なのにイタリア語なのかぁ、って思った、
この映画の字幕が妙に文学的な表現だと思って観てたが、観賞後、ノーベル賞を取ったフランス作家の原作だと知って、なるほど、と思った。
見所は裁判での検察官、と裁判長の偏った意見なのかな、と感じた。
カミュ好きな方、良さが読み込めず、申し訳ない気分でいっぱいです。

りあの
talismanさんのコメント
2021年6月22日

りやのさん、ご丁寧にコメントありがとうございます!いろんな方が教えて下さるので有り難いし面白いですよね!

(ここで書くことでなくてすみません)なし崩しにオリンピック開催なんでしょうか?この梅雨の天気のせいもありますが、その五輪のせいで怒りというか悲しい気持ちでいっぱいです。戦争知らない世代ですがこんな感じで始まったんですかね、太平洋戦争。開催するかどうかが、いきなり何名入れるとか酒飲ませるとかの話になって絶望してます。いきなりこんなこと書いてごめんなさい。

talisman
talismanさんのコメント
2021年6月22日

フランスの裁判制度ってよくわかんないですねー!

talisman